小谷実由のインスタグラム(omiyuno) - 6月1日 00時35分

5月が終わった。
連休もあったし、どんどん季節が進むたびに過ぎ去る時間が早くなると思っていたのに、今月はなんだかいつまで経っても5月だなぁと思っていた。

しらすが8歳に。できれば年齢なんて意識したくないけど、過ごす時間が増えれば増えるほど本当に愛おしさや信頼も増えていく。毎朝4時半に起こしにきても、引っ掻いても噛みついても、呆れた顔で見てきてもなんでもいいからこれからもずっと元気にだらだらしていて欲しい。

10年振りくらいにバラ園に行った。こんなことは最初で最後なのではないかというくらい大量のバラに囲まれた。香りというよりも色に酔って、気持ちがふわふわして頭の中がお花畑ってこういう感じかもしれないと思う。そこに辿り着くまでにはすごく急な坂や144段の階段があって「こんなの聞いてないよ〜」なんて文句をぶつぶつ言いながら登ったけど、辿り着いた時の景色を見たらそんな疲れや文句も飛んでいって、まるで一つ山を登ったような気分だった（山登り多分したことないけど）。人生の大先輩たちに混ざりながらこの色はやっぱりいいよね、とかこれはとても立派だねとか言いながら歩き回れる友達が32歳にしていることは、おばあちゃんになることが少し楽しみになる理由の一つ。

小さな西瓜を撮影でもらって筋トレのような帰り道だったり、おめでとうの花束をあげることはあげる方も嬉しいんだなと再確認したり、いつまで経っても5月だなぁとか言いつつふと気付いたら朝が夜になっていると思う日が何日もあったり（それは何かに身体を貸してるんだよ、と友達に言われたけど、私そしたら身体何かに貸し過ぎでは）、たまにする非現実なことは心が躍るなと思ったり（サービスエリアでラーメンを食べた後にソフトクリームを食べるなど）、まだ真夏が来る前なのにこれからやってくる真冬に備えて今からダウンを購入（予約）することにした私は果たして準備万端なのかよくわからなかったり、四川火鍋屋に行った時に着ていた服の匂いが4日も取れなかったのに外干ししたらすぐに取れて外気の力に感動したり、板わさが真の甘じょっぱいフードだと発見した5月でした。

五月病は五月中にしっかりといなくなってくれますようにと願いながら6月に突入。ゴーゴー

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