田村幸士のインスタグラム(kojimg) - 6月6日 15時34分
帰京日に太秦江戸酒場でご一緒させていただいた開化堂さんへお邪魔しました。
開化堂は明治八年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗。
銅、ブリキ、真鍮を中心として茶筒などを作られています。
私はブリキの茶筒を買いました。
ブリキは色合いの変化が30〜40年と一番長い。
今の私からだと70歳〜80歳です。
日々少しずつ深みを増し変化してしくこの茶筒を眺めながら私自身も少しずつ成長できるように。
6代目の八木隆裕さんが出てきてくださってお話を少し。
これはあくまで私の感想ですが、
道具というのは「今よりも便利に」と「今」を打破するために考えられ作られることから生まれているものがほとんどだと思います。
舞台などの表現も「現状に対するアンチテーゼ」をオブラートに包み、柔らかく、多くの人に伝わるためのものがあったりします。
しかし技法や精神を代々受け継がれていくこと、つまり「守り続けて」いくことによって「今」があります。
茶筒というひとつの対象物に「打破」と「守る」と矛盾したものを考えるだけでどれだけ大変なのか、そして更に両立させることにどれだけ苦労を要するか。
今回の太秦江戸酒場を創り上げたみなさんは、その葛藤から目をそらさず受け入れたからこそ、「終わって欲しくない今日」と「早く訪れて欲しい明日」を愉しみ、創作・表現し続けていらっしゃるのかなと思いました。
最後に茶匙に名前を入れて頂きました。
買った年(二〇一五)も入れて貰えばよかった。。。 お店の中に入って美しい品の数々を観るだけで身体の中にたくさんのエネルギーが入り込んできます。
京都へお越しの際は是非。
八木さん、ありがとうございました!
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2015/6/6