プンクマのインスタグラム(pnkm913) - 9月9日 12時16分

チョットご無沙汰でした。
ここ一月の間に幾つかの出来事があって、自分なりに色々と考える所がありinstagramも放置しておりました。

まず、そんな事を考えるキッカケとなったのが、「そちらに猫を置いていっていいですか？」と言う電話と、猫を欲しいから持っていっていいですかと尋ねてきた人。
ひとつは人伝てに聞いた話。もうひとつは自分が直接話し掛けられた件。
まぁ聞くだけ良心は残っているのかも知れないけど程の良い「そこに捨ててもいいですか？」だよね？
猫がいっぱいいる所ならば、そこに置いてもみんなと一緒に可愛がってもらえるだろうと言うのは自分自身に対する言い訳だけで、実際に置いていかれた猫にすれば裏切られ過酷な環境に放り出さただけだよね。

また、持って行きたいと外で暮らす猫に救いの手を差し伸べてくれるのは有難い事だけど、こちらは理由を聞いてビックリ！
敢えてここでは詳しく述べる事はしませんが、到底まともに飼うのは無理であり迎えられた子が不幸になるのが目に見えていたとだけ述べておきます。
そこに猫がいるからと安易に持って行くのではなく、諸事情から保護され里親さんを待つ子達が沢山いるので、その子達を優先して家庭に迎えて欲しいと思うのです。
ましてや毎日ゴハンを用意して去勢・避妊手術も施して面倒をみていた子が突然いなくなれば世話をしている人だってショックに違いありません。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
これらはホンの一つの事例ですが、共通しているのは雑誌やネットの情報媒体で猫のいる場所を探したという事でした。
今はスマートフォンが一般的になりカメラ機能もデジカメと遜色なくなってスマホで写真を撮る人も多く見掛けますが、初期設定ではGPS機能がONになっているケースがあり、結果として無意識にネット上で場所を公開している事になります。
これは猫の居場所に限らず、自宅で家族で写真を撮った場合は、下手をすれば住所や家族構成といった個人情報をご自身で提供している事になりかねません。
位置情報は使い方によっては有益で便利な情報ですが、同時に公の場に公開すれば悪意を持った人間には「鴨が葱を背負ってやって来た」ようなものです。
ここで、いつも通りのしつこいお願いですが、以上を鑑み写真を撮る際のGPSの位置情報は切ると言った配慮を忘れずに心掛けていただくようお願い致します。
そして、それが自己防衛にも繋がる事も併せて申し述べさせていただきます。

正直、GPSを使った場所情報以外にもinstagram上にpostされた写真を見ている人の中には場所を知っていたりするかも知れません。トップページに場所を知っていてもコメント欄に記載しないでとお願いをしておりますが、その情報をどの様に扱うかもその人次第になります。
ならばいっその事、サイトそのものを閉鎖しようとも考えておりました。
一方で良識ある多くの方々には毎度、耳障りな所もありますが、こうして呼び掛ける事で情報を悪用しようする人に多くの目が見ているよと啓発する事も出来るのかなとも考え、この様にクドクドと書かせていただいた次第です。

取り留めのない戯言になりましたが、人は幾つもの生物の犠牲の上に生きている一方で、小さな命を護ってあげる事が出来るのも人間なのだと思うのです。
奪うよりも護る方が気持ちが良いと思うのだけどね。

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