平岡亜紀のインスタグラム(akihiraoka1211) - 11月5日 16時49分

秋

木の葉が散る、遠いところからのように散る、
どこか空の遥かな園が冬枯れてゆくように。
木の葉は否むような身振りで散ってくる。

そして夜々、重い大地は
星々の間から寂寥の中へ落ちてゆく。

私たちはみな落ちる。ここにあるこの手からも落ちる、
そうして他の人々を見るがいい。落下はすべてにある。

だがこの落下を限りなくおだやかに
その手に受け止めてる一人のひとがある。

リルケの詩（高安国世訳）
芸術の秋とはこのことか。。というくらいに詩が読みたくなる秋。キリスト教じゃなくても最後の一文はとても良い。とても。でも最近はベルイマンの神の不在がテーマの『第七の封印』を観たりウディのゴリゴリの宗教批判もの観てニコニコしてた。つまり、つまりは何でも良いってことらしい。都合よく、吸収。ザ、日本人。

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