SPURのインスタグラム(spurmagazine) - 12月14日 23時24分

取材で行った中目黒の店が駅から少し離れたところにあったので、帰りは隣駅の池尻大橋まで歩くことに。その方が会社のある神保町まで電車一本で帰れるし、圧倒的に運動不足の身体に少しはムチを打つべきだと思って。

せっかくなので大通りを避けて静かな裏道を呑気に歩いていたら、思いがけないところに突然その小さな和菓子店は現れたのでした。
目黒は東山エリアの閑静な住宅街にポツンと佇む小さな菓匠「雅庵」。ガラスケースにずらりと並ぶ生菓子や大福やどら焼きを目にした以上、すまし顔で通り過ぎるわけにはいきません。ということで、ちゃっかり季節の生菓子を購入。
冬を絢爛に生き抜く「寒牡丹」（左）と「冬仕度」（右）。完全に開くのを躊躇うような花びらに優しく包まれた雌しべが愛おしい。優れた上生菓子特有の繊細な技術が咲き誇ります。
存分に愛でた後は見事に完食。帰り道の20分で消費したはずのカロリーを十二分に取り戻すことができました。（編集H）

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