末吉 弦太のインスタグラム(gtx_777r) - 1月11日 16時50分

昨日、グレッチと仲良くしていたばかりのルネが先ほど息を引き取った。
齢16年と8ヶ月。

兄弟のチャオと一緒にこれまで暮らしてきた動物の中でも一番長い時間を過ごしてきた存在だった。

衰えが取り戻せなくなってから、覚悟は心のどこかでしていたのだろう。不思議と動揺はない。
それでも後悔は山ほどあって、残り少ない時間の最期らへんが、グレッチを連れてきた事で穏やかなものにならなかったのかもしれない…グレッチが来てからのハンガーストライキがルネの命を削ってしまったのかもしれないと思ったら申し訳なさだけが募る。

誰かのせいにはしたくないのだけれど、グレッチたちが捨てられなかったら、ルネの一生はもっと穏やかだったはずじゃないかよ！とグレッチたちを捨てた輩に、考えもなしに捨て猫しやすい場所を公にするメディアに文句の一つも言いたくなる人間のワガママと無責任を今は許してほしい。

抗議行動の一環として人の布団にオシッコをひっかけていたルネ。

子供の頃トイレの砂を舐めて貧血に陥ったルネ。

面倒をかけられ通しだったけど、よく考えてみるとボクが人生ではじめて動物に名前を与えたのもルネだった。

ルーちゃんという愛称が今はデコッチの名前になっているのは偶然にせよ、そこにルーちゃんがいるような気がして少しだけ嬉しい。

いなくなっても、そこにいる。
会えなくても、いつか、また。

やはり、いつも通りに言おう。
いつか、また。と。

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