【猪谷さんの靴下】 桜の開花とともに、ぐっと春めきはじめた東京。冬じゅうお世話になった室内履きの靴下を、洗ってしまう時期となりました。ここ数年履き続けているのは通称 「猪谷(いがや)さんの靴下」と呼ばれている、厚手の靴下。 猪谷六合雄(いがやくにお)さんは1890年生まれ、日本のスキー界の草分けとも言える人で、日本で初めてのスキークラブを結成したり、スキージャンプのジャンプ台の設計なんかにも携わっていた人だそう。彼が、自分の大きな足に合い、スキーをしても破れない靴下を求めて、独自に編み方を開発したのが、この「猪谷さんの靴下」です。 雑誌の特集を読んで興味を持ち、「一足編んでみるか」と残り毛糸と編み針を取り出して編み始めたのですが、とにかく一般的な靴下の編み方と全然違うのにびっくり。細い糸を数本引き揃えて編むのですが、踵部分は「え、こんなに!?」とひるむほどにぶあつかったり。でも出来上がってみると、土踏まず部分はぴったりフィット、つま先も踵もずれることなく、とにかく快適なのです。これを、編み物の経験もなかったおじさん(失礼!)がたったひとりで研究を重ね、作り出したのかと思うと、その探究心に感服するというか、なんというか。そして、さすがスキー用に開発しただけあり、めちゃくちゃあったかくて、しかも洗濯を繰り返してますが穴も開かずに丈夫です。 猪谷さんの靴下の編み方は、暮しの手帖別冊「こころとからだのあたため読本」に掲載されています。今年は久しぶりに一足新調してみよううかな。(編集O)

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SPURのインスタグラム(spurmagazine) - 3月21日 17時34分


【猪谷さんの靴下】
桜の開花とともに、ぐっと春めきはじめた東京。冬じゅうお世話になった室内履きの靴下を、洗ってしまう時期となりました。ここ数年履き続けているのは通称 「猪谷(いがや)さんの靴下」と呼ばれている、厚手の靴下。
猪谷六合雄(いがやくにお)さんは1890年生まれ、日本のスキー界の草分けとも言える人で、日本で初めてのスキークラブを結成したり、スキージャンプのジャンプ台の設計なんかにも携わっていた人だそう。彼が、自分の大きな足に合い、スキーをしても破れない靴下を求めて、独自に編み方を開発したのが、この「猪谷さんの靴下」です。
雑誌の特集を読んで興味を持ち、「一足編んでみるか」と残り毛糸と編み針を取り出して編み始めたのですが、とにかく一般的な靴下の編み方と全然違うのにびっくり。細い糸を数本引き揃えて編むのですが、踵部分は「え、こんなに!?」とひるむほどにぶあつかったり。でも出来上がってみると、土踏まず部分はぴったりフィット、つま先も踵もずれることなく、とにかく快適なのです。これを、編み物の経験もなかったおじさん(失礼!)がたったひとりで研究を重ね、作り出したのかと思うと、その探究心に感服するというか、なんというか。そして、さすがスキー用に開発しただけあり、めちゃくちゃあったかくて、しかも洗濯を繰り返してますが穴も開かずに丈夫です。
猪谷さんの靴下の編み方は、暮しの手帖別冊「こころとからだのあたため読本」に掲載されています。今年は久しぶりに一足新調してみよううかな。(編集O)


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2016/3/21

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