桂のインスタグラム(astrology_tarot) - 6月18日 00時42分

めぐりあい ただし井上大輔の歌ではない

それは、友人の、「めぐりあう確率高過ぎます！」ということばから始まった。
阪急電鉄の、わたせせいぞうラッピング電車について、である。

５月１７日、５月１９日、５月２２日、５月２７日、６月２日、６月１３日、６月１６日。

５月１７日を皮切りに、１カ月間で７回、わたせせいぞうラッピング電車に乗り合わせている。
おまけに、夙川駅で、甲陽線から乗り換える、まさに、その車両の、そのドアが、この、夙川の絵柄の部分になるのである。

さて。

この、友人の「めぐりあう確率高過ぎ」発言が、思わぬ波紋を広げることになる。

語学堂同僚氏と「めぐりあう確率高過ぎ」発言について語らっていると、同僚氏が「そんなに確率高いのか？」と言うので「異様な高確率だと思う」と答えると。
「異様な甲殻類？」と、予想だにしなかった返答が。
「異様な甲殻類、っていうか、異様な甲殻類って何？」
「……ほれ！かに道楽の！」
「なるほどね」
「バルタン星人とかも、甲殻類の姿をモデルとしたものだろうし」
「バルタン星人って甲殻類なの？」
「バルタン星人は、バルタン星人でしょうが。バルタン星のかたですよ。バルタン星人が甲殻類である、などと言うなら、キミは神の存在を認めることになるよね。この宇宙全てを創りたもうた単一なる造物主の存在を。そうでないなら、バルタン星人は、バルタン星のかたなので、甲殻類に似てはいるが、甲殻類ではない。したがって、異様な甲殻類ではない」
「なるほど。ということは、異様な甲殻類、というカテゴリーで、私が入手し得るのは、かに道楽の、オブジェの写真ってことですか」
「そういうことになるね。休憩時間に撮りに行けば？」
なんの話だ？

というわけで、休憩時間に、わざわざ、道頓堀まで出かけて、異様な甲殻類、の姿を写真に収める私である。

で、一体、なんの話だ？

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