我妻三輪子のインスタグラム(wagamiwa) - 10月6日 10時19分

むかしむかし山の奥にカムイという忍者がいた。
カムイの母親は体が悪いので、街まで薬を買いに行かなければならない。
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しかし街までの道のりは、片道２日。
往復で４日もかかってしまう。
その間母親を1人にするのは心許ない。
仕方ないのでカムイは母親を背負って街まで向かうことにして、家を出発した。
途中でタクシーを拾って2時間で街まで着いた。
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カムイはすぐさま薬屋へ向かった。
受付の男になんとなく見覚えがある。
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カ「あれ・・？ハットリ？」 .
男「え？」 .
カ「俺だよ！カムイ！」 .
男「え？えー・・っと・・」 .
カ「忍術学校で一緒だったじゃん！」 .
男「ん・・？あーうん。あー・・えっと久しぶりだねー！ねー！」 .
カ「お前なにやってんだよー！」 .
ハ「なにって薬剤師だよ」
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カ「えっ？w 忍術学校でたのに？w」
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ハ「え うん。忍者って儲からないし。」 .
カ「あー、あっそうー。そっかー。」 .
ハ「うん。」 .
カ「・・・・・。」 .
ハ「・・・・・・。」 .
カ「あ そうそう。おっ母に薬が欲しいんだけど。」 .
ハ「処方箋は？」 .
カ「処方箋？」 .
ハ「うん。処方箋がないと出せないよ。」 .
カ「えw そんなんないけどw」
.
ハ「いやだから。うん。ないと出せないよ。」 .
カ「えー・・まじかよー！病院行ってる時間ないしなぁー」
.
ハ「あーそうなんだ。」 .
カ「・・・・・。」 .
ハ「・・・・・・。」 .
カ「忍術とかで・・・」 .
ハ「え？」 .
カ「忍術とかで出せないの？処方箋。」 .
ハ「いやっまぁ出せるけど。違反だし。」 .
カ「そこはいいじゃんさー！同期だろー？」 .
ハ「いやいや！無理だって！俺クビになっちまう」
.
カ「そこをなんとかさぁー！頼む！」 .
ハ「えー・・。」 .
カ「頼むよー！」 .
ハ「じゃあ・・それなりにさ・・お礼をさ。」 .
カ「え？」 .
ハ「わかるだろ？」 .
カ「あっ金？」 .
ハ「まぁ・・」
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カ「仕方ねぇ！いくらくらいだい？」 .
ハ「3万」
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カ「たかっ！初診料のが安いから病院行くわ」
.
ハ「うそうそうそ！5千円！」 .
カ「なんだい！なら払えるや。あいよ。」 .
ハ「毎度あり。」
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こうしてカムイは無事に母親の薬を買うことが出来ましたとさ。
めでたし めでたし。

眠れない夜 ?
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「お話をして」とお願いすると、旦那様はお話をしてくれる ?
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これは昨晩のお話 ?

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