谷中敦のインスタグラム(a.yanaka) - 10月24日 00時22分

ノーボーダーな文化の混流を一つの理想的な完成形に昇華させた野田秀樹さんの東京キャラバン、昨日で一旦終了しました。地球の真裏に向けて穴を掘る寓話にメッセージを込めて、後半には能楽師の津村さんが足跡で描いた木の幹に、スカパラのメンバーが、また靴の裏につけた絵の具で演奏しながらその靴跡で満開の花を咲かせ、ブラジル人と日本人の出演者全員がその木の周りで踊りまくりながら終演を迎えます。改めて音楽の意味を考え直す機会にもなりましたが、様々なジャンルの文化が交わることで、そのそれぞれのジャンルが元々持っていた意味合いを深めていく様が非常に重要だと思いました。自分を知るためにはまず外に向かっていかなくてはならないのです。そして形式に囚われた自分を解放し、他人に対して強く訴えかける力を養い、そのことによって、より沢山の人々を魅了出来るようになる。

スカパラはこれからも沢山のコラボレーションをするでしょうし、それによって自分たちとは何かを追求していきます。一つ一つの仕事を、大切な旅のように、一生忘れない宝物のような経験として積み上げていきたいと思います。お客さんと一緒に。

これから始まるスカパラのツアー、Paradise Has No Borderでも自分たちの既成概念を、楽しみながら打ち破るように挑戦していきたいと思います。なので参加予定の方も是非ノーボーダーな精神で、戦うように楽しんで欲しいと思っています。是非よろしくお願い致します。

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