和田唱さんのインスタグラム写真 - (和田唱Instagram)「昨日の続き。はい。正解は「初代」です!お友達になれそうな方、いっぱいいますねぇ😄以下、オタクトークです。  左上から1966年の初代ウルトラマン。写真のウルトラマンはその中でも13話まで使用されたAタイプと呼ばれるマスク。当初口を動かすという設定で(もちろんうまく機能せず)ラテックス素材で作られてるため、顔はボコボコ、口元にはシワが寄るという欠点が。やむなく14話からモデルチェンジ。Bタイプと呼ばれるツルッとしたハンサムなウルトラマンに変わるのだが、Aタイプのグロテスク具合にハマるファンは多く、かくいう僕もその一人。この怖さこそ初代だ。  隣は1971年の初代「仮面ライダー」。これもそのごく初期のデザインで、10話辺りまでしか登場しなかった、全身が黒っぽい「旧1号」と呼ばれるタイプ。ライダー役の藤岡弘氏が自らスーツを着て演技していたのもこの頃。(彼は撮影中のバイク事故で放送開始から間もなく、長期降板を余儀なくされてしまう。2号ライダーの登場というのはその苦肉の策だったが、結果大成功。)旧1号は放送当初のどこか暗い怪奇アクション色を見事に反映したデザインで、それがいい。(僕は少し怖いのが好きらしい)っていうかライダーはショッカーの改造人間なわけで、そもそも悪役のルックスをしてるのが正解なのだ。  更に隣。言わずと知れた初代タイガーマスク(1981〜1983)。そう、マスクの下は佐山聡氏だ。僕も子供の頃の記憶があるけど、本当に凄かった。もちろん大人になって映像を見直してもますます凄い。あんなに魅せるプロレスはない。タイガーマスクが今何代目かは知らないけれど、もうどうやったって佐山氏を超える事はできないだろう。今でもたまにご本家が初代タイガーとして復活する時があるけど、体型とかはもうご愛嬌として、マスクごしに見える顔が「これだよ!」って思うもんね。  左下へ。初代「KISSのリードギタリスト」エース・フレーリー。 ジーン・シモンズやポール・スタンレーの自伝を読んで、エースがいかにどうしようもないヤツだったかはもうよーく理解したけれど(笑)それでも同じメイクをして現KISSのリードギタリストを務めるトミー・セイヤー氏に比べると、トミーがいかにギターが上手くていい人だろうが、存在感やロックスター度合いは比較にならないのでる。まぁバンド運営側の地持ちもよーく分かるのでエースを戻せ!なんて今は思わないけど、やっぱりオリジナルメンバーの魅力ってのは否定できない。あのスペースマン・メイクはエースにしか似合わないのだ。  隣へ。これはなんと初代ロナルド・マクドナルドだ。なぜか日本ではドナルド・マクドナルドと呼ぶが、本家はロナルドである。写真は1963年頃のアメリカのマクドナルドのCMから。ひたすら怖い。基本オリジナル好きで、オリジナルが最も優れてる説を唱える僕ですが、これは例外だな。  そして最後はロイド=ウェバー版「オペラ座の怪人」の初代ファントム、マイケル・クロフォード。今でも本場ロンドンはもちろん、世界中でロングラン公演を続けるこのミュージカル。今までどれだけの人がファントムを演じて来たんだろう。その全てを知る事は出来ないし、言い切るのもどうかと思うが、それでも1986年からファントムを5年間演じたマイケル・クロフォードこそ最高だったと断言する。まず仮面を着けた顔が不気味かつ品があり、断トツにいい。そして僕自身ブロードウェイや劇団四季でも実際に何度か観劇したし、映像でもいろんなファントムの歌を聴いてきたけど、クロフォード氏の歌声と表現力は抜きん出てる。オリジナル・ロンドン・キャストのCDもあるしYouTubeにも映像が残っているので是非味わって頂きたい。何が最高ってマイケル・クロフォードはイギリスのコメディ俳優であり、もともとミュージカル畑の人ではないところだ。外人ってここが凄い。で、以降のファントム役は世界各国バリトン声でオペラのように歌い上げる人が多いが、クロフォード氏はテノールの若干甲高い声で、どことなく不安定な感じすらある。それが良いのだ。"怪人"はプロの歌手ではないし、ものすごく不安定な精神状態で、しかも恋をするのだ。バリトン声で朗々と歌い上げられてもねぇ。ロイド=ウェバーの最初の着眼点に拍手です。」11月2日 17時23分 - sho_wada_triceratops

和田唱のインスタグラム(sho_wada_triceratops) - 11月2日 17時23分


昨日の続き。はい。正解は「初代」です!お友達になれそうな方、いっぱいいますねぇ😄以下、オタクトークです。

左上から1966年の初代ウルトラマン。写真のウルトラマンはその中でも13話まで使用されたAタイプと呼ばれるマスク。当初口を動かすという設定で(もちろんうまく機能せず)ラテックス素材で作られてるため、顔はボコボコ、口元にはシワが寄るという欠点が。やむなく14話からモデルチェンジ。Bタイプと呼ばれるツルッとしたハンサムなウルトラマンに変わるのだが、Aタイプのグロテスク具合にハマるファンは多く、かくいう僕もその一人。この怖さこそ初代だ。

隣は1971年の初代「仮面ライダー」。これもそのごく初期のデザインで、10話辺りまでしか登場しなかった、全身が黒っぽい「旧1号」と呼ばれるタイプ。ライダー役の藤岡弘氏が自らスーツを着て演技していたのもこの頃。(彼は撮影中のバイク事故で放送開始から間もなく、長期降板を余儀なくされてしまう。2号ライダーの登場というのはその苦肉の策だったが、結果大成功。)旧1号は放送当初のどこか暗い怪奇アクション色を見事に反映したデザインで、それがいい。(僕は少し怖いのが好きらしい)っていうかライダーはショッカーの改造人間なわけで、そもそも悪役のルックスをしてるのが正解なのだ。

更に隣。言わずと知れた初代タイガーマスク(1981〜1983)。そう、マスクの下は佐山聡氏だ。僕も子供の頃の記憶があるけど、本当に凄かった。もちろん大人になって映像を見直してもますます凄い。あんなに魅せるプロレスはない。タイガーマスクが今何代目かは知らないけれど、もうどうやったって佐山氏を超える事はできないだろう。今でもたまにご本家が初代タイガーとして復活する時があるけど、体型とかはもうご愛嬌として、マスクごしに見える顔が「これだよ!」って思うもんね。

左下へ。初代「KISSのリードギタリスト」エース・フレーリー。 ジーン・シモンズやポール・スタンレーの自伝を読んで、エースがいかにどうしようもないヤツだったかはもうよーく理解したけれど(笑)それでも同じメイクをして現KISSのリードギタリストを務めるトミー・セイヤー氏に比べると、トミーがいかにギターが上手くていい人だろうが、存在感やロックスター度合いは比較にならないのでる。まぁバンド運営側の地持ちもよーく分かるのでエースを戻せ!なんて今は思わないけど、やっぱりオリジナルメンバーの魅力ってのは否定できない。あのスペースマン・メイクはエースにしか似合わないのだ。

隣へ。これはなんと初代ロナルド・マクドナルドだ。なぜか日本ではドナルド・マクドナルドと呼ぶが、本家はロナルドである。写真は1963年頃のアメリカのマクドナルドのCMから。ひたすら怖い。基本オリジナル好きで、オリジナルが最も優れてる説を唱える僕ですが、これは例外だな。

そして最後はロイド=ウェバー版「オペラ座の怪人」の初代ファントム、マイケル・クロフォード。今でも本場ロンドンはもちろん、世界中でロングラン公演を続けるこのミュージカル。今までどれだけの人がファントムを演じて来たんだろう。その全てを知る事は出来ないし、言い切るのもどうかと思うが、それでも1986年からファントムを5年間演じたマイケル・クロフォードこそ最高だったと断言する。まず仮面を着けた顔が不気味かつ品があり、断トツにいい。そして僕自身ブロードウェイや劇団四季でも実際に何度か観劇したし、映像でもいろんなファントムの歌を聴いてきたけど、クロフォード氏の歌声と表現力は抜きん出てる。オリジナル・ロンドン・キャストのCDもあるしYouTubeにも映像が残っているので是非味わって頂きたい。何が最高ってマイケル・クロフォードはイギリスのコメディ俳優であり、もともとミュージカル畑の人ではないところだ。外人ってここが凄い。で、以降のファントム役は世界各国バリトン声でオペラのように歌い上げる人が多いが、クロフォード氏はテノールの若干甲高い声で、どことなく不安定な感じすらある。それが良いのだ。"怪人"はプロの歌手ではないし、ものすごく不安定な精神状態で、しかも恋をするのだ。バリトン声で朗々と歌い上げられてもねぇ。ロイド=ウェバーの最初の着眼点に拍手です。


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2016/11/2

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