《温故知新》徳川ミュージアム設立50周年記念祝賀会チャリティオークションにて “温故知新” の作品を出品させていただきました。前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりし新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。 “温故知新”の言葉を選んだ理由は今世界にとってこの言葉が必要だからと思ったからです。今この世の中は争いが絶えることがありません。私自身パリに行くことが多くテロが起きた時はとてもショックでした。平和な時代はいつ来るのか平和な時代はどこにあったのかそんな事を考えていた時にふと日本には265年戦争のない時代があったことを思い出しました。それは、徳川家康の築いた江戸時代です。歌を作り、唄い、手紙を書いたりお月見したり、花見をしたり祭りをしたり、虫の声に耳を傾けたりお洒落を楽しんだりしていました。平和だからこそ、出来る事です。歴史から学び未来へ。平和な世の中がきますように。そう願いを込めて描かせていただきました。日本では過去は右、未来は左です。手紙を書くときも、本を読む時も屏風も春夏秋冬を右から描くように右が過去、そして左を未来とします。この“温故知新”の作品の中にも時間の流れを描きました。 “故”という字の最後の一画を右に長く伸ばすことで “温故（ふるきをたずねて）” が過去から伝わるように “知新（新しきを知る）” が未来へと繋がるように。歴史から学び、未来へと繋ぐ。平和な時代へと繋ぐ。そのようなイメージで描かせていただきました。書は言霊に命を吹き込んだ生き物です。この作品は私の我が子の様に大切な存在です。この作品がすくすくと育っていってもらえればと思います。たくさんの方々に手を挙げていただき心から感謝申し上げます。東日本大震災にて甚大なる被害のあった水戸徳川家墓所の復旧に少しでもお役に立てられれば幸いです。ありがとうございました。 #水戸徳川家#温故知新#想いが届きますように

yuunaokanishiさん(@yuunaokanishi)が投稿した動画 - 2017/02/15 18:20:16