橘佳奈のインスタグラム(tachibana__kana) - 3月11日 20時55分
あの日から1ヶ月後、私は1人、仙台へ行きました。
その場所が住宅街だったと思えないほどそこには何もありませんでした。
木々は波にのまれてななめに傾いたまま立ってる、唯一残っていた一軒家もほんとに半分しか残っていない状態、歩いていても靴やフォークなどがどうしてこんな所に思うような場所に砂に埋もれ突き刺さっていました。
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「おはよう」「行ってらっしゃい」「ただいま」の声が当たり前に響いていた場所がとっても静かで風の音しかしてませんでした。
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きっとここに家があったであろうと思われる所には新品のサッカーボールが置かれていました。
きっとここに住んでいた子はサッカーが大好きだったんだろうな、もしかしたらサッカー選手になるのが夢だったのかな…
今でも思い出すだけで胸が締め付けられます。
そして思い出すたびに今生かされてる自分に自問自答を繰り返します。
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自分に何が出来るわけでもないし役に立たないことはわかってるんだけど、生かしてもらってるこの命、当たり前の様に送っている日々がすごく幸せなことなんだと自覚しなければと思いました。
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忘れちゃいけないですね。
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3.11
#311
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2017/3/11