ぽんずのインスタグラム(ponzu1024) - 3月27日 22時38分

コテツの記憶
これが最後です。

2/14火曜日、仕事から帰ったら、コテツの呼吸の感じが変化してました。
今までは小刻みだった呼吸が、常に深呼吸するように大きくなっていました。
それまでも、お医者さんから言われて1分間の呼吸の数を記録していたのですが、60を超えると危険、30台なら問題なし。その時のコテツの呼吸数は30〜40、数だけならあまり心配しなくても大丈夫な程度です。いつも通り注射器でのご飯を終えて、恒例のカルテットを見て…と思ってたのですが、なんだかそんなコテツが心配でドラマが頭に入って来なかったので、コテツに集中することにしました。
いつもよりよく動いてケージから出して欲しそうだったので、迷った末に出してあげることに。ぽんずが遊び出したらまたケージに入れなきゃなーと考えてたのですが、この時ばかりはぽんずも少し遠巻きに様子を見てる感じでした。
今思えば、多分、苦しかったんでしょうね。
ひとところに居るのが辛くて、なんとか楽な姿勢を探している感じでした。
変なところに頭をもたげたり。頭が少し高いと多少楽だったのかも知れません。
お医者さんに見せようと思って動画を撮ってたのが、これです。たまに苦しそうに大きく体を使って息してます。
もしかしたら、お医者さんが言っていた「肺とかの血管に血栓が飛んで、呼吸困難のようになる」状態だったのかもしれない。
全て、今思えば、としか言えないのですが。
しばらく様子を見てましたがとくに変化も無く、何もしてあげられる事もなかったので、翌朝早めに起きて様子を見ようと思ってそのまま私は就寝しました。結果としてそれが、私が最後に見たコテツが息をしていた姿でした。
いつもコテツから離れるときは「帰ったら息をしていないかも知れない」帰る前には「呼吸が止まってるかも知れない」そう考えてしまっていたのに、どうしてなのかこの時ばかりはその考えが浮かんで来なくて…運命とはそういうものかも知れないですね。
＊＊＊
「コテツは命の大切さを教える為に来たんだね」
そんなふうに声を掛けて頂くこともありますが、私にはどうしてもそれが受け止められなくて。
コテツは、私のためでなく生きた。コテツ自身の為に生きた。
そう考えないと、私には辛すぎました。私のためでなく、自分のための命であって欲しい。そして、どうかうちに来てからの数日間、楽しかったと思っていてほしいし、そう信じていたいです。
＊＊＊
色々と書いてしまいましたが、先日、毎朝コテツにお供えしていたご飯を替えるのを忘れました。そうか…時間が癒してくれるってこういうことか、と。毎日写真を見て泣いていたのが、2日に1回になり1週間に1回になり…今、久しぶりにこれを書きながら涙してます。
自分の中でコテツの存在が軽くなることはないけど、こうやって段々と日常の中に溶け込んでいくんだと思います。
これからも、ぽんずとコテツと共に。長々と重い話にお付き合いくださりありがとうございました。
#我が家のコテツくん
#コテツの記憶

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