プンクマのインスタグラム(pnkm913) - 5月31日 16時25分

10歳を超えようかと云う老猫だが、地域でも人気の坊ちゃんと呼ばれている猫がいた。
元々は別の場所を拠点としていたが、最近は頻繁に姿を見せる様になり、ここ数週間で急に体調が悪くなった様で酷い姿になっていた。
捕獲し病院へ連れて行くとエイズを発症し腎臓、血糖値など軒並み悪い状態。
それからは、おじじの家に連れて帰り療養生活。
しかし、その坊ちゃんは今月29日に亡くなった。
初めてのベッドなのに、当たり前のように横になってた坊ちゃん。
しまいには、ヘソ天で寝ていた坊ちゃん。
坊っちゃん刈りがよく似合う坊ちゃん。
決して、人には触らせないのに、最期抱くことを許してくれた坊ちゃん。
とても、可愛い子でした。
坊ちゃんや、きなこを看取って野良猫のまま最期を迎えるというのは、苛酷極まりない事だと改めて思った。
病気になってから家に入れたのでは遅すぎる。
かといって、坊ちゃんのように人には触らせない猫さんや、あの子もこの子と捕獲したところで世話が出来るキャパは限られている。
よって切っ掛けがなければ中々捕獲にも踏み切れない現実。
野良猫の表面だけでなく、その最期まで想像してくれる人間が増えたなら、また、野良猫に自由なんてないこと、猫は家猫として守られ暮らすのが当たり前だと理解してくれる人間が増えたなら、少しでも地獄の苦しみに耐えながら消えて行く野良猫が減るのかな等と考えています。
坊ちゃん、もう病気に苦しむ事もなく、ゆっくり休んでね。
天国でさっちゃんや、きなこと仲良くしてね。
ありがとう、坊ちゃん。
#家猫プロジェクト

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