eclat.magazineのインスタグラム(eclat.magazine) - 6月2日 15時10分


南青山にある根津美術館の展覧会『はじめての古美術鑑賞 -紙の装飾-』が、好企画。書の作品を支える「料紙装飾」に着目し、染め、刷り、砂子など、さまざまな加飾技法を実例とともに学べます。
これがわかると、ぐっと身近になるのが古写経の類。なかでも平安時代の経巻のなかには、文字が柔らかく、可憐な色の料紙が使われたものがあったりと、女性的なセンスが感じられます。
写真は『無量義経』(国宝、11世紀、根津美術館蔵)。今なおハリを保つ上質な染紙の、濃淡交互使いが心にくいですね。その極上のシンプルさの中に、金砂子を幽けく散らしたるこそめでたけれ、と半ば古人の気分になって、見る角度を変えながら奥ゆかしい煌めきをご堪能ください。会期は7/2まで。
奇しくも五島美術館でも『料紙のよそおい』展を開催。そちらは6/24〜7/30です。
(編集B ※内覧会にて撮影)
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2017/6/2

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