浜島直子のインスタグラム(hamaji_0912) - 6月2日 23時29分

今朝、実家で飼っていたピーちゃんが天国に行きました。7歳でした。
ピーちゃんは、もともとは祖母が飼っていた大切な大切な可愛い子でした。
祖父が天国へ行った後、心も身体も痩せてしまった祖母。
寂しくて、悲しくて、寒くて。
そんな祖母に寄り添ったのは、この小さな温かい可愛い子でした。
「夜寝る時、温もりがあるっていいねぇ。小さくても、あったかいのがすごくいい。」と、ニコニコと笑いながら、大事そうに手のひらで包む仕草をした祖母。
「いつも放し飼いだからその辺がウンコだらけなの。」と、嬉しそうに話していた祖母。
祖母が病院に運ばれた時、朦朧とする意識の中、付き添いの母に言った言葉は、「ピー…」でした。
あれから2年。
今まで当たり前にあった存在がいなくなり、それによって一気にそれを取り囲む景色や物たちが色を失うことがあるかと思います。
失って初めて気がつくこと。甘え。依存。安心感。
親が子に与える初めてのプレゼントが名前なのだとしたら、ピーちゃんは、祖母が最後に母に与えた生きた証なのかもしれない。
信頼関係とか、日常のなんてことない習慣や、クスッと笑っちゃうようなくだらない癖とか。
祖母が確かに存在した証を、全部ピーちゃんが運んで、繋いで、緩やかに消化を進めてくれたのだと思う。
あれから2年。
「もう大丈夫だよ。そろそろピーちゃんを返してね。」と、祖母がニコニコ笑って手のひらでそっと包んだのかもしれない。
ピーちゃん、ありがとうね。おかげでとても楽しかったよ。たくさんの笑顔をありがとう。
今頃おばあちゃんの肩でたくさんウンコしてるかな。おばあちゃんの首のイボをかじって怒られてるかな。
最後に会えて、とっても嬉しかったよ。
大好きよ。大大大好きよ。
またいつか、会おうね。

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する