IKKO NARAHARA / HUMAN LAND (FUKKAN.COM , 2017) 奈良原一高 / 人間の土地 (復刊ドットコム, 2017) 【8月刊行予定、オンラインストアで先行予約受付中】 奈良原一高が写真家として歩み始めるきっかけとなった重要な作品『人間の土地』。 初個展の30年後にリプロポートから刊行された写真集が、復刊ドットコムと代官山 蔦屋書店のコラボレーションとして、2017年8月に新たな造本で待望の復刊となります。 本作は、奈良原一高が早稲田大学の大学院時代に長崎県の端島(軍艦島)と鹿児島県の桜島(黒神村)を撮影し、1956年の初個展で発表したシリーズです。 軍艦島は海底炭鉱の開発の為に埋め立てて人が住めるよう改築を繰り返した人工島で、労働者と家族が要塞のような建物にひしめきあって暮らす、近代化産業の象徴のような炭鉱都市でした。 一方の桜島は20世紀以降火山活動が活発になり、1914年の大噴火では村のほとんどが溶岩や灰に埋まりました。地中に埋まった3メートルもの鳥居がその凄まじさを伝えています。工業のために人工的に造られた要塞のような「緑なき島」と、自然の巨大な力の元にある「火の山の麓」。子供時代を長崎で過ごした奈良原は、美学を志す学生として再び訪れた九州で、対照的な要因によって孤立したそれぞれの土地で厳しい条件の下に生き続ける人々の姿に惹かれてカメラを向けました。『人間の土地』という示唆的なタイトルを与えられたこの作品には、どんな過酷な土地でも根を張り生きていくという人間の極限の希望が若き日の作家のまなざしを通して焼き付けられており、軍艦島が閉山して長い年月が経ち世界遺産となった今も変わらず、見るものを引きつける大きな力を放っています。 #IKKONARAHARA #HUMANLAND #奈良原一高 #人間の土地 #軍艦島 #桜島 #PHOTOBOOK #GUNKANJIMA #MONOCHROME #JAPANESEPHOTOGRAPHY #WORLDHERITAGE #WORKERS #REISSUE #復刊ドットコム #代官山蔦屋書店

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代官山 蔦屋書店 DAIKANYAMA T-SITEのインスタグラム(daikanyama.tsutaya) - 6月22日 16時27分


IKKO NARAHARA / HUMAN LAND (FUKKAN.COM , 2017) 奈良原一高 / 人間の土地 (復刊ドットコム, 2017) 【8月刊行予定、オンラインストアで先行予約受付中】

奈良原一高が写真家として歩み始めるきっかけとなった重要な作品『人間の土地』。
初個展の30年後にリプロポートから刊行された写真集が、復刊ドットコムと代官山 蔦屋書店のコラボレーションとして、2017年8月に新たな造本で待望の復刊となります。
本作は、奈良原一高が早稲田大学の大学院時代に長崎県の端島(軍艦島)と鹿児島県の桜島(黒神村)を撮影し、1956年の初個展で発表したシリーズです。
軍艦島は海底炭鉱の開発の為に埋め立てて人が住めるよう改築を繰り返した人工島で、労働者と家族が要塞のような建物にひしめきあって暮らす、近代化産業の象徴のような炭鉱都市でした。
一方の桜島は20世紀以降火山活動が活発になり、1914年の大噴火では村のほとんどが溶岩や灰に埋まりました。地中に埋まった3メートルもの鳥居がその凄まじさを伝えています。工業のために人工的に造られた要塞のような「緑なき島」と、自然の巨大な力の元にある「火の山の麓」。子供時代を長崎で過ごした奈良原は、美学を志す学生として再び訪れた九州で、対照的な要因によって孤立したそれぞれの土地で厳しい条件の下に生き続ける人々の姿に惹かれてカメラを向けました。『人間の土地』という示唆的なタイトルを与えられたこの作品には、どんな過酷な土地でも根を張り生きていくという人間の極限の希望が若き日の作家のまなざしを通して焼き付けられており、軍艦島が閉山して長い年月が経ち世界遺産となった今も変わらず、見るものを引きつける大きな力を放っています。

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2017/6/22

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