Shogoのインスタグラム(shogo_velbed) - 8月8日 12時24分
彼らとファッションが出会うと、こんなに幸せが生まれるのかと驚きの連続でした。
先日8月5日、久我山青光学園という特別支援学校でPTAの方々や先生方と共にファッションイベントを開催しました。
約半年前に、洋服についての授業と講演会を行なった際に、「もっと多くの子ども達や保護者の方々ともやりたい!」という、熱いハートをもつ先生との構想から、たくさんの方々のご協力のもとついに実現しました。
もう、本当に涙と感動と幸せに溢れた一日でした。
H&Mさんからご協力頂き、セレクトしてきた洋服の中から、子ども達とモデルやデザイナーが一緒にスタイリングをして、プロのカメラマンに撮ってもらう。
日頃、家族と一緒に買い物や写真館に行けない子もいます。
そんな子が家族の方と洋服を選んで、写真を一緒に撮る。その光景を見るだけで涙が出ますし、本当に愛おしく思います。
自分が選んだ新しい洋服を着る喜び、そのスタイリングを褒められる嬉しさ、カメラの前で表現するユーモア。
みんなそれら全てを全力で表してくれることで、周りを笑顔にし、幸せな気持ちにさせてくれる。
ひと段落すると、何も言わずにマッサージまでしてくれる子もいました。
洋服に興味がないと思っていた子が楽しそうに選んでいた事に驚いていた家族の表情や、カメラの前でお母さんが背後から抱きしめた時の2人の顔。
あの優しい時間は、思い出すだけで今でも癒されます。
こんなに幸せをくれる彼らやご家族の方が辛い想いをして欲しくない、生きやすくなって欲しいと改めて思いました。
いつも彼らの純粋さやユーモアや愛おしさに救われて、力をもらう。
一緒にいることの意味をたくさんの人に知って欲しいし、社会が知る事で彼らも保護者の方も生きやすくなると思うんです。
僕は、以前保護者の方がおっしゃっていた言葉がすごく印象的でした。 「私たちは普通にして欲しいだけなんです。」 やってあげるとか、このぐらいでいいとか、障害があるからやれないとかそんなんじゃなくて。
普通にして欲しい。
話すことが苦手な子もいる、多少の配慮が必要な子もいる、助けが必要な子もいる。でも、それだけ理解して、一緒にいたら、お互いに学びあえるんだとあの場にいた一人一人が教えてくれました。
お互いに歩み寄る世の中になっていったら、もっともっと心が豊かになる。
そう信じています。
最後に、今回多大なるご協力を頂いたH&Mさんに心より感謝いたします。
また、PTAの方々、ボランティアで参加してくださった約30名の先生方、カメラマンの中村さんと辻さん夫妻、YUYAくん、えみりちゃん、ショウ、きみちゃん、嫁さん。それぞれの役割を全力でまっとうする姿に感動しました。
最後の最後までお疲れさまでした!
そして、たくさんの幸せを見せてくれた52名の子ども達と、ご家族の方々。本当にありがとうございました。
相模原のあの事件から約1年。
差別を無くす、ひとつの可能性を感じられた1日でした。
今回の事が、少しでも未来に繋がる明るいニュースであったら嬉しいです。
#hm
#みだしなみクラブ
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2017/8/8