鹿野淳のインスタグラム(sikappe) - 8月27日 22時13分
#赤い公園 Zeppダイバーシティ。45歳を過ぎてから、あくまでも勝手にだけど、2組の「娘のように思える女性だけがメンバーのバンド」と出逢えることができました。その両方のバンドのことをいつも考えたり感じたりしているわけではないけど、2バンドから新しい曲が届くたびに「凄いなあ僕の娘は」みたいな、ハッとしながら妙な感慨をいつも覚えていて、多分この感覚は仕事を超えた感慨なのだと思ってます。
その両方のバンド共、ヴォーカリストが強烈な歌の力を持っていて、別に過度な何かをすることもなく、芸者になることもなく、それでも凄い存在感を歌だけで放つ「凄い娘」で。
その2つのうちの1つのバンドである赤い公園の千明が今日のライヴをもって、このバンドでのライヴ活動を終え、8月いっぱいで去ることになった。
最初から18曲連続かな? 「ありがとう」以外いっさいのMCもなくライヴは続き、最後までこのライヴで表立った赤い公園のヴォーカリストとしての活動を終えることへのコメントもなく、これからも頑張ってゆく3人のメンバーからの今回の別離へのコメントもなく、ライヴは新しいアルバム「熱唱サマー」同様、信じ難い音楽沸点の高いまま終わった。明らかにこれは「彼女」と「彼女ら」からのメッセージだったと思う。そのメッセージと気は、きっと全員が受け取れるだけの素晴らしいライヴだった。
終演後にバックエリアで話をした時の特に千明の表情がすごく透明な穏やかさで、それがなんとも言い方が難しいけど、いいなと思いました。その中での一番いいなと思った表情は、「また逢えるんだよね?」という言葉を投げた時に「はいっ」と答えた時でした。
これからも赤い公園の屋号を背負ってゆく3人の覚悟は、先日VIVA LA J-ROCK ANTHEMSの呑み会の時に女子トイレの前で米咲と立ち話をしてよくわかっているので、きっとまたガシッとやってくれると信じてます。
寂しいけど、今宵の月のようにとてもすっきりした何かが心に残るライヴだった。
これからも、行け。
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2017/8/27