YU-KAのインスタグラム(yuka19981114) - 10月3日 15時10分
戦国末期の大一番
僅か6時間の天下分け目。関ヶ原の合戦を
敗軍の将、石田三成側から描いた作品。
義を通そうとする三成(岡田准一)に対し
利を通そうとする家康(役所広司)
家康と三成の人物対比が見事で、極端なまでに、家康が狡猾で現実的でいやらしく、三成は純粋で正義を重んじ、筋の通らぬことを嫌うかっこいい男に描かれています。勝敗は最初からわかっていても、やはり三成側に感情移入して応援してしまいます。
義よりも利、人の多くはそこんところで動く。
戦は政治だなぁ、と。
義理が勝つのか利理が勝つのか、この時点でほとんど勝敗は見えていたようなもの。しかし、
映画の中で私が一番心を惹かれた東出昌大演じる小早川秀秋。
現場の血なまぐさい混乱が引き起こした悲劇ともいえますが、三成の義心に心を動かされ、合戦で小早川軍が西軍から東軍に寝返ろうとする。だが、運命というものはそう上手くはいかないもので、ここが一番私は苦しかったですね... 原作の内容が十分に表現されていないという批判もありますが、映画は原作から生まれたものであるとしても、1個の独立した作品。この作品はエンターテインメントとして一級の作品だと思います。
この時代にときめいたことがある人ならば劇場の大画面で体験してほしい作品です!
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2017/10/3