井浦新のインスタグラム(el_arata_nest) - 10月22日 18時14分

えるねすと十選
外で茶を点てる野点にも、もちろん家で茶やごはんにも使える会津漆器をつくりました
【NODATE ONE HEART KAKIKO】
漆は漆の木の樹液。採取する職人を”掻き子（かきこ）”と言います。幹に掻き傷を付け滲み出る漆をすくい集めます。15年育てた成木から牛乳瓶1本程度が採れたらその木の役割は終わり、幹には幾重もの掻き傷が残ります。
掻き傷から滲み出る乳白色の樹液、それが固まって残る焦げ茶色の傷痕。そのイメージを美しいフォルムの椀にデザインしました。一つ一つ異なる漆の傷痕から日本の美を感じとったエルネスト的感性の一品です。
手彫りの溝は椀を手にした時のすべり止めにも役立ちます。日々の道具として暮らしの中に取り込み、漆が生まれる背景を感じとってみて下さい。

掻き子の後継者不足もあり、国産漆の生産量は減少し続け、使用される漆の９割程は輸入品。エルネストは、当製品の売上の一部を NPO「麗潤館（http://reijunkan.com/）」 に寄付し、国産漆の生産環境を支援します。

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