植田夢月さんのインスタグラム写真 - (植田夢月Instagram)「#夜中に長文すみません - ---- Impression - クラックを始めてから、行きたい場所が増えた。初めてインプレッションのことを知ったのはどこでだったか。ロクスノには小さいクロニクルが掲載されているのみ。登った人のブログには、とにかく素晴らしいルート、とある。ルーフ状になっているらしい。行き方は分かるような分からないような。楯ヶ崎行きを決めた。 - なんとか辿りついたインプレッションの入口から懸垂下降すると、約60mの垂直の岩壁と真っ青な海に身体が放り出された。ああ怖いなと思った。 - 今年、自分のクライミングについて確信したのは、「怖い」という感情を大切にした方がいいということ。その上で、逃げずに、登りたいルートに真摯に向き合うこと。 - リスクが怖い場合もあるし、自分の無力さを知るのが怖い場合もある。トライしたい気持ちと逃げたい気持ちが綯交ぜになる。 - それを乗り越えるプロセスで、自分の感覚は研ぎ澄まされ、自分の持っているエネルギーが一点に集まっていき、爆発し、そして奇跡が起きる。 - そういう体験をまた繰り返したくて、私はクライミングを続けられているのかなあ。 - 別に、わざわざリスクを増やしたいわけじゃない。高く高く登るのは好きだけど、高さがあればいいというわけではない。全くの主観的な感覚なので、上手く説明できてるか自信がない。 - インプレッション1P目のOSトライは、そういう自分の原点を思い出させてくれるのには充分だった。残念ながらトライには失敗してしまったけど、だからこそ、この日の体験はずっと忘れないだろう。いつかちゃんとリベンジしよう。 - - 夫の幹也くんは、私が語る夢をいつも現実にしてくれる存在で、今回も夫がいなければ入口にすら辿りついていなかっただろう。本当に感謝しています。連れてきてくれてありがとう。 - - #この日の出来事についてはmickipediaブログ参照 #写真はインプレッション1P目終了点から撮影 #日没30分前😱😱😱 #ちなみに一昨日の話」12月29日 2時41分