来年の今日５月１日に、新天皇が誕生して元号が変わります。この機に元号について考えてみようと書庫をのぞいたら陳舜臣氏の「元号の還暦」の書が見つかりました。平成４年(１９９２年)に出版された随筆集ですが、日本と中国の元号の歴史が説明された興味深い書物です。同書に依れば現在の「一帝一元号」の制度は、１４世紀後半の明の「洪武」から始まり、わが国では「明治」から始まったと記述されています。それまでの我が国は慶事や凶事があれば、比較的安易に改元を行い、後醍醐天皇は、在位されていた２２年間に９つの元号を使ったそうです。ややこしい元号を廃止すべきとの意見もありますが、私はその意見には組しません。日本人の生活に元号は定着していますし、元号と西暦を並記すれば使い分けも難しいことではありません。平成に替わる次の元号は現在、漢学者など有識者によって慎重に検討されているようです。全くの私案ですが、「平和」または「和平」は如何でしょうか？平和は全ての国民が希求するものですし、国民の世界平和に向かって努力する決意の表れにもなります。平和はローマ字表記で、平成と同じＨから始まるので好ましくないとの意見や平和の文字は多用され手垢がついているなどの考えや意見があるならば、「和平」を薦めます。和平は漢語では平和の意味です。現在の日本人の多くは、昭和と平成の世を生きてきているので、２つの元号から１文字づつとることが、元号として国民に理解される早や道ではないでしょうか。 #立憲民主党 #衆議院議員 #海江田万里 #陳舜臣 #元号の還暦 #和平

kaiedabanriさん(@kaiedabanri)が投稿した動画 - 2018/05/02 00:14:35