北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 6月27日 15時00分
こうしなきゃ、こうやらなきゃと、なんとなく自分のルールにしていたことが、実はただの思い込みだった。そんなことが、料理でもたまにあるものです。 「なんでそうするのか? 理由が分かれば料理はもっとシンプルになります」と語るのは、料理家の瀬尾幸子(せおゆきこ)さん。
瀬尾さん:
「なぜやらなくていいのか、なぜやらなきゃいけないのか。“なぜ” を理解していれば、力を抜けるポイントがすぐにみつかります」
今日の親子どんぶりは、ちゃんと手を抜けるように、知っておきたい基本のレシピ。 「だからこれでいいんだ!」と、肩の荷が降りるような、潔いレシピです。
・
【だしのいらない、親子どんぶりのレシピ】
・
◎材料(2人分)
鶏もも肉 … 小さめ1枚(250g)
玉ねぎ … 1個 (200g)
卵 … 4個
醤油 … 大さじ1.5
砂糖 … 小さじ1.5
ごはん … 適量
三つ葉 … 適量 ◎作り方
1.鶏もも肉は小さめの一口大に、玉ねぎは1㎝幅のくし形に切ってほぐします
・
2.鍋に鶏肉、玉ねぎ、水1カップを入れて中火にかけます。煮立ったら、7分弱火で煮ていきます
・
3.砂糖、醤油を加え、1分ほど煮たら、溶き卵を回しかけ、蓋をしてさらに1分
・
4.卵が好みの具合になったら、火を止め、三つ葉のざく切りを散らせば完成です。お好みで真ん中に黄身(分量外)をのせるのもいいですね
・
Q.なぜ出汁がいらないの?
・
瀬尾さん:
「今回の親子丼は、お店で食べるものより、鶏肉をたっぷり入れています。こうすることで、鶏肉から十分だしがでて、醤油と砂糖だけでこんなに美味しくなるんです。
とはいえ、高級な鶏肉である必要はありません。親子丼は7分くらいしか火にかけないので、スーパーで普通に売っている若鶏の方が、逆によい場合もあります。 《違いについて》
◎地鶏、銘柄鶏:
大きくなるまで大切に育てているので、旨味は増すが身は少し固め → じっくり煮込んで旨味をだす水炊きなどに最適 ◎一般の若鶏:
旨味はブランド鶏に比べれば少ないが、身は柔らかい → 短時間で調理しなければいけないときにおすすめ
だから高ければいいわけでもないんです。それぞれの特徴を理解していると、自分の好みに合わせて食材を選べるので、ぐっと買い物が楽しくなりますよ」
・
#北欧暮らしの道具店
#潔いレシピ
#瀬尾幸子
#ラクうまごはんのコツ
#親子どんぶり
#親子丼
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
6,151
5
2018/6/27