猛暑とともに『没後50年　藤田嗣治展』@東京都美術館の開幕が近づいてきました。発売中の『エクラ』8月号に関連記事があります。今のうちにサササとおさらいして、お出かけください✨ 会期は7/31から10/8まで。 . その入稿のころ、骨董市で見つけたのが、古いグラスとジュイ布の仕覆。時代の気分にまどろんでみますかねと飲み始めるも、二杯半で撃沈…(｡-_-｡) 藤田は完全な下戸だったそうですから、1920年代、パリの乱痴気騒ぎの只中にシラフでいたことになります。夜明け前にふと目が覚めたとき、急に恐縮して、足を向けて寝ていないか確認してしまいました。 . なお、残念ながら後ろの猫ちゃんは出品されません。『猫のデザイナー』と洒落たタイトルがついていますが、おそらく針仕事中の藤田を見つめていた飼い猫の姿を素直に描いたものでしょう。鋏が並んでいないから藤田が布を裁つところを観察しているのか、単に「ご飯はまだですか」と訴えているのかは不明ながら、「猫あるある」的な場面として微笑ましく、猫が主役でいて画家との関係性を強く感じさせる珍しい作品です。藤田は自分の好きなもの、好きなものを飾った空間を好んで描きました。画家の姿こそありませんが、そうした作品は広い意味での自画像と言えるかもしれません。（編集B） #藤田嗣治展 #エクラ8月号 #エクラ #東京都美術館 #藤田嗣治 #レオナールフジタ #骨董 #画伯 #猫 #パリ #仕覆 #ジュイ布 #トワルドジュイ #西洋更紗 #裁縫 #グラス #二度寝 #絵葉書 #展覧会 #洋酒 #toiledejouy #baccarat #glass #calvados #paris #france #foujita #antique #chat #chatcouturier

eclat.magazineさん(@eclat.magazine)が投稿した動画 - 2018/07/15 13:00:06