須田亜香里のインスタグラム(akarisuda) - 7月30日 13時02分

（※長文注意）4年ちょっと続いたTV naviの連載が今月で終わりました。
元々アイドルとして頑張りすぎていた時に始まった連載。
その頃は無理している私以外誰も褒めてくれない、応援してくれないって勘違いていたし、存在なんて認められるとも、認められたいとも思えなかった。
それくらい、自分からアイドルを取ったら私の人生はどこへ行くのか、想像もしたくなかったこと。
そんなとき、私の楽しんでいない心は自然とファンの方にも伝わってしまったのか、選抜総選挙でも一気に順位を落としました。私は居場所を失って、生きる場所も分からない…大袈裟でなく本気でそう思っていました。それくらい、総選挙で順位を上げることは、ギリギリの状態で毎日やっていた自分にとっては、求められていると目に見えて実感できる唯一の心の支えであり、頼みの綱だったんだと思う。
楽しめていなくたってちゃんと側にいてくれた人がいたのに、それすら見えなくなってしまうほど、幸せに気づけない浅はかなヤツだったこと、反省しています。でもその時はもう辞めなくちゃって思ってた。
それでも、目の前にあることを投げ出せなくて、、ただ使命感だけで自分に声をかけていただいた仕事を黙々としていたら、いつのまにかアイドル続けてて…変わらず支えてくれて、むしろもっと側で居場所になってくれたファンの方の存在に気づいた。
テレビナビの毎月やってくる原稿の締め切りも、自分を食い止めてくれた使命感の一つ。
そして、原稿を書くときだけは素直でいるって初めから決めてたけど、いつも素直に心の声に耳を傾けながら、気持ちを整理するってすごく苦労した。本音を飲み込んでばかりの人生だったから。
いっつも見つめ合いたくない自分の本音を探って、正直ちょっと苦しみながら書いていたけど、どんなに締め切りからはみ出てもギリギリまで待ってくださった編集さんにはたくさん迷惑かけました。本当に感謝しています。
ファンの方がずっと私の側にいてくれたように、TV naviのスタッフの皆様も私が人間らしくまたアイドルとして立ち上がることを諦めず待っていてくださった大切な方達です。
初めは連載を元に一冊の本にしたい。フォトブックにしたいですね。と話を進めてくださっていたのですが、それは叶わず【コンプレックス力】の出版になりました。
（他の誰もやっていないことをやらなければならない、さらに私なんて王道を責めることは求めてもらえないという、良くも悪くもこのグループならではの選択だからそこはファンの方にも理解して欲しいな。）
コンプレックス力もTV naviがなければ出版されることのなかったもので、あの本を書かなければ私は、人生の全てはプラスにできる。無駄なことは一つもない。そんなこと、絶対に気づけなかった。
この連載が終わることに不安もあります。
でも、色んなことに気づけた今だからこそ、終わるなら今しかないのかもね。
5月から中日新聞でのコラム連載も始まって、確実にこのTV naviの経験が活きてると思う。この4年間をまた力に変えて歩いていきます。
須田亜香里の8年間のアイドル人生の半分を共にしてくださったTV naviの皆様と、読者でいてくださった皆様に心から感謝しています。
ありがとうございました！
#tvnavi #須田亜香里最後の連載 #4年間に今後の希望を貰いました #ありがとうございました

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