秋本真吾のインスタグラム(405arigato405) - 8月1日 08時05分
9/5からスペインのマラガで行われます世界マスターズ陸上に出場します。
競技を引退して6年が経ちました。
あれからもう二度とやらないと決めた400mハードル。また走ることになりました。競技者の私を知る人はマジで!?と笑ってると思います(笑)
僕の仕事は「人の足を速くすること」です。
僕が現場で伝えていることは、走り方所謂、動作の改善で誰でも速くなれること。世代や競技力を問わず速く走れるということが喜びや自信に繋がるということです。
日々、その仕事に向き合っていく中での僕の指導の引き出しは
①僕自身が現役時代に培って来た経験
②指導してきた数
③実際にサッカースパイクを履いてサッカーをしたり、野球スパイクを履いて盗塁をしてみたりという今の経験
です。ただ最近感じていることが今の自分の動きのレベルが低いという実感でした。
それは、自分の頭の中でこうした方がいいという感覚があっているかどうかの確認がしにくいということに繋がってきます。
質の高い指導にするためには、指導する僕が実践できる状態にしないといけないと感じるようになってきました。
指導者は指導だけをと言われますが、動けるうちは動いた方がいいという僕の考えです。
やるならちゃんとやりたいですし、目標とするものがないと僕は頑張れないのでそれが「試合」に出ることでした。
昨年、アジアマスターズ陸上に100mで出る予定が怪我をして出れませんでした。ちょうど、今年世界マスターズ陸上があることを知ってここしかないと思いました。
結局、その怪我も現役時代におきなかった場所での怪我でした。自分が大きい力を出すことに筋肉が耐えられていなかったことからくる怪我でした。
出場する種目ですが、色々考えた結果、自分が現役時代に専門としていた400mハードルにしました。
現役時代と今のトレーニングに対する考えは大きく変化しました。今考えるとなぜそのトレーニングをやっていたのかをきちんと説明できていなかったと思います。
当然ながら、指導者になってなんのためにこのトレーニングをやるかを説明するようになりました。それができるのはなぜか。自分自身ががそのトレーニングが何につながっていくかを理解しているからです。
今、限られた時間で400mハードル走ったらどうなるんだろう?という好奇心と今の自分のトレーニング対する考え方が正しいかどうかを自分の身体で実験してみようと思いました。
最近、250mを本気で走ったら32秒かかりました。これは現役時代のタイムから6秒も遅いタイムです。距離でいえば約40m昔の自分が先にゴールしていることになります。
練習をしていくと今まで痛みが出たことのない両膝の半月板が痛くなってきました。あぐらがかけません。これは、走っている時に足が着地した際に前腿の筋肉が弱すぎて体重が支えられず膝が内側に入ることがストレスとなり痛みが出始めました。こんなに衰えてたんだと感じる毎日です。
ただ、プラスの面もあります。今まで指導していて正しいと思っていた感覚が「あれ?もしかしたらこっちの方がいいかも」という発見を日々感じるようになりました。今、自分が走り始めたことは間違いなく指導という今の自分の仕事に繋がっていると感じましたし、そうしていきます。
僕は「できないこと」を「できる」ようにすることがチャレンジだと思ってます。残り1ヶ月。
自分なりのチャレンジを楽しみながら走ることに向き合っていきたいと思います。
#秋本真吾
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2018/8/1