亜希子のインスタグラム(akiko_ohki) - 8月19日 23時36分

【#ただの日記です 】
お恥ずかしい話、ここ最近、自分に自信を失っていた。
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でも、ゆかりんとユミが誕生日前日にディズニーランドに連れて行ってくれて、文字通り「夢の世界」に誘ってくれた。
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0時過ぎる頃、終電を気にして「もう帰ろう」と聞いた私に、2人は「何言ってんの！亜希子の誕生日のカウントダウンするよっ」って言ってくれて、スクランブル交差点で29歳を迎える数分前からカウントダウンしてくれた。0時ジャストに、交差点で、おめでとうと叫んでくれた。
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本当に嬉しくて、なんで、こんなに良くしてくれるんだろうと思った。
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翌日、お昼に恵比寿に向かった。
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その日は、サキと七世が「連れて行きたいお店があるの」と、高級焼肉店kintanに連れてってくれた。29歳だから、肉ね、って。
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ランチだって、かなりのお値段するハズだ。
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2人は、私に秘密で予約してくれていた。
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胸がいっぱいになってしまって、お肉を食べながら、ありがたくてオイオイ泣いてしまった。
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この幸せをインスタントカメラに記録したいと思い、道端のカメラ屋さんで「ちょっと私インスタントカメラ買ってくる」と言ったら、サキが「誕生日だから買ってあげるよ」とお母さんみたいに言ってくれたのが優しくておかしかった。
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お肉を沢山食べて、ガーデンプレイスの中心にレジャーシートを敷いて、しばらくお酒を飲みピクニックした。
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その日は年に数回行われる#ピクニックシネマ だったから。
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東京の中心に大っきな野外スクリーンを張って、#ロシュフォールの恋人たち を、見知らぬ何百人の人と共に観る光景は、周囲から見れば中々の圧巻だと思う。
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そして本当に驚いたのだけれど、その物語は、私のための物語だった。
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カトリーヌドヌーブと私が、綺麗さっぱりリンクする物語になっていて、上映後しばらく放心状態になってしまった。
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明日から、また、日常が始まる。
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魔法が解けた後の日常は、いつだって地味にしんどい。
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でも、私はもう大丈夫だと思う。
支えてくれる人が沢山いるから。
おやすみなさい。
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