アビキューの家とスタジオツアーを担当するのは、画家でジョージアオキーフミュージアム学芸員の、Frank Shelton さん。 98歳で亡くなったオキーフが入院のためにこの家を出た時、彼女はまたここに戻って来るつもりでした。 家とスタジオは、その時のままの状態で保存されています。 部屋の中は、外からも一切撮影禁止。 本や映像では見ていたけれど、彼女のシンプルで、好きなものしか取り入れない潔く豊かな生活を、この目で、肌で感じられた貴重な体験となりました。 クローゼットには浴衣、キッチンにいくつもあるティーポットの中には南部鉄器、リビングには友人であるイサム・ノグチのAKARIなど、此処彼処に日本デザインが。 晩年には視野の中心が見えなかったオキーフは、顔を横に向けて水彩画を描いていたことや、 コントラストがはっきりしているものしか見えないから、壁を白とグレー、白とベージュなどツートーンにしていたとか、 視野に入るように白い床に映える黒いチャウチャウを飼っていたこと(チャウチャウは自分の主人にしか懐かない犬種で、それもオキーフは気に入っていたらしい)。 また、著名人が来ても好きでなければ全く相手にしなかったこと、 エコロジーやオーガニックなどの思想が始まる前から農薬を使わず、自ら畑に入り野菜やハーブを摘み、料理をしていたこと(彼女が乾燥させたハーブがキッチンにそのまま残っている)など、フランクさんは彼女にまつわるたくさんのエピソードを紹介してくれます。 写真は彼女の絵のモチーフとなった家の壁や戸、梯子、山、カーブした道など。 抽象画だと言われても、オキーフは見たままを描いているリアルな作品だと言い続けていました。 ここに来ると、それがわかります。 #georgiaokeeffe #Abiquiu

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早坂香須子のインスタグラム(kazukovalentine) - 9月6日 13時27分


アビキューの家とスタジオツアーを担当するのは、画家でジョージアオキーフミュージアム学芸員の、Frank Shelton さん。
98歳で亡くなったオキーフが入院のためにこの家を出た時、彼女はまたここに戻って来るつもりでした。
家とスタジオは、その時のままの状態で保存されています。
部屋の中は、外からも一切撮影禁止。
本や映像では見ていたけれど、彼女のシンプルで、好きなものしか取り入れない潔く豊かな生活を、この目で、肌で感じられた貴重な体験となりました。

クローゼットには浴衣、キッチンにいくつもあるティーポットの中には南部鉄器、リビングには友人であるイサム・ノグチのAKARIなど、此処彼処に日本デザインが。

晩年には視野の中心が見えなかったオキーフは、顔を横に向けて水彩画を描いていたことや、
コントラストがはっきりしているものしか見えないから、壁を白とグレー、白とベージュなどツートーンにしていたとか、
視野に入るように白い床に映える黒いチャウチャウを飼っていたこと(チャウチャウは自分の主人にしか懐かない犬種で、それもオキーフは気に入っていたらしい)。 また、著名人が来ても好きでなければ全く相手にしなかったこと、
エコロジーやオーガニックなどの思想が始まる前から農薬を使わず、自ら畑に入り野菜やハーブを摘み、料理をしていたこと(彼女が乾燥させたハーブがキッチンにそのまま残っている)など、フランクさんは彼女にまつわるたくさんのエピソードを紹介してくれます。

写真は彼女の絵のモチーフとなった家の壁や戸、梯子、山、カーブした道など。
抽象画だと言われても、オキーフは見たままを描いているリアルな作品だと言い続けていました。
ここに来ると、それがわかります。
#georgiaokeeffe
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2018/9/6

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