今日は3日間限りの「NORITAKA TATEHANA RETHINK ー舘鼻則孝と香りの日本文化ー」展の最終日。アップルのイベントと重なったので無理かなとあきらめかけていましたが、最終日の今日、滑り込みで見て来ました。レディー・ガガが愛して20足以上を提供してきた、遊女の高下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」をはじめとする舘鼻さんの作品が歴史を感じる #九段ハウス　旧山口萬吉邸の３フロア＋地下のすべてを占拠して展示されていました。先日、オープニングイベントで登壇の機会をいただいた #九段ハウス　旧山口萬吉邸は文化財指定、昭和初期の美しき洋館。その空間に鮮烈なコントラストを与える紅い絢爛たるシューズという絵図が鮮烈な印象を与えていました。今回は彼の作品を各フロアごとに置かれた香炉の香りとともに楽しむ、という趣向の展覧会。本展のための新作として「源氏香りの図」をモチーフにつくられた新作、球体の香炉が飾られたり、「源氏香りの図」なども飾られていました。本当は「聞香（モンコウ）」の体験もあったのですが、先に一通り作品を見てから戻ったらギリギリで間に合わず… 残念でした。会場の外には１時間を超える大行列。その行列の中には、有名アーティストや、かなり早い時期にクリエイター向けシェアオフィスの概念をつくった建築家、調香師、Japan Timesの新オフィスのアートもキュレーションしたデジタル系アーティスト、イッセイミヤケのデザイナーさん、文化服装学園の先生など５歩歩くごとくらいに知り合いに出会うほどの大盛況。でも、その割には中はそれほど混雑しておらず、ゆったりと見られる、仕切りが素晴らしかった（もしかしたら、預かれる靴のキャパシティーでそうなったのかもしれないけれど）。人気の展覧会の最終日で、ベルトコンベアーのように流れ作業で作品を見るほど残念なことはないので #九段ハウス　さんには、今後の展覧会でもこのスタイルを続けてほしいです！ ;-)

nobihayaさん(@nobihaya)が投稿した動画 - 2018/09/17 01:07:34