小林拓一郎のインスタグラム(kobataku33) - 9月24日 18時02分

『破天荒フェニックス』

メガネのオンデーズ再生物語を描いた本。

ガチな池井戸潤作品な感じだし、ドロッドロの人間の物語が詰まってるし、震災の章でのおばあちゃんの言葉には泣きました。
読み進めていて、僕もこの社長の側近だったら、「ちょいちょい、社長、一旦、落ち着来ましょう。この事業が軌道に乗ってからそっち手出しましょ」って言いたくなってると思うけど、でも、自分はどっちかっていうとこの社長みたいに次から次へとなんかしたくなる人間だしなとも。 「その割には最近、色々億劫になってないかい？」 「最近、新しいこと挑戦してるか？」 「本当はしたいことあるのに、気力が出ないとか、めんどくさいかもとか思っちゃってないか？」って、心の奥底に隠してる部分に直接訴えられてる気持ちにもなる本。この本読んで、やっぱり今から始めなきゃって思って、新たな挑戦始めました。

そして、最後まで読んで思ったこと。まだ見ぬ『ワンピース』のラストシーンってこうなんじゃね？って思えるほどのエンディング。これ以上は言うまい。面白い物語でした。刺激が欲しいなんて思ってる方にもオススメです。

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