佐藤嘉洋のインスタグラム(yoshihirosato1981) - 10月11日 08時13分
温故知新(おんこちしん)…昔のことをよく学び、そこから新しい考え方や知識を得ること。また、過去のことを研究して、現在の新しい事態に対処すること。▼『論語・為政』の「故(ふる)きを温(たず)ね〔または、温(あたた)め〕新しきを知らば、以って師と為るべし」から。《注意》「おんこ」を「温古」と書くのは誤り。
〔明鏡国語辞典第2版〕
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【考察】旅路を振り返ったら新明解国語辞典第7版では2014年1月に調べていた。
この言葉を私が逃しているはずがない。
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ということで3周目に読む予定の新明解故事ことわざ辞典第2版でも調べてみよう。
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温故知新…故きを温ねて新しきを知る→587
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故きを温ねて新しきを知る[出]論語…前に学んだことや昔の事柄をよく調べ研究して、そこから新しい知識や道理を発見すること。「温故知新」を読み下したもの。「温ねて」は「温めて」とも読む。
《類義》来(らい)を知らんと欲する者は往(おう)を察す。
《用例》私は、所謂(いわゆる)下町物の中でも、最も純粋な泉鏡花氏の『日本橋』を作るに至った気持は、其処(そこ)にあるのである。昨日の美をして、明日の美をなし得るならば、望みは之(これ)に越したことはない、古きを温ねて新しきを知ると云う諺(ことわざ)である。〈溝口健二・日本趣味映画〉
〔新明解故事ことわざ辞典第2版〕
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【考察2】
先人たちの技術や知識・経験が継承されて今がある。
すべて自分の力で成り上がったなどと思い上がらないことだ。
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そして…「来を知らんと〜」が気になる!
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来(らい)を知らんと欲(ほっ)する者は往(おう)を察す[出]鶡冠子(かつかんし)…将来のことを知ろうとする者は、過去の事実を調べてそれを基礎にして判断するということ。▽来=未来。将来。 往=過去。
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《補説》出典には、このあとに「古(いにしえ)を知らんと欲する者は今を察す」とある。
〔新明解故事ことわざ辞典第2版〕
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【考察3】
歴史教育の大切さを再確認。
こんな長い考察、ほとんど誰も読んでないだろうけど、それで結構。
俺の人生だ!
でも、読んでくれた方、どうもありがとう。
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2018/10/11