佐藤ノアのインスタグラム(sugar_79) - 11月1日 01時26分

この日記ならぬ 公開月記ももう10回目。
過去は振り返らない主義なんで！なんて散々言っていた学生時代だったけど、温故知新なんて言葉があるように過去を振り返ることは何かに気づかせてくれる。
特にこの公開月記はほとんどが仕事の事では無くて私のプライベートについて。需要があるかないかはここでは置いておいて 普段は人に対して書かない、見せないことだからこそきっと仕事のことを書くときより 生々しい私で 着飾らなく書けるから続けられるんだろうな。
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10月。私のプライベート。生々しいところは恐ろしい程に落ち着いて「しまった」。
私は「日常」を大切にした。別これは心がけてた訳では無くてなんとなく。夏、真っ当な人間からはとてもかけ離れていた分の遅れを取り戻そうとした9月、私は狂ったように本を読み散らかした。10月私は「日常生活」を「日常生活」らしく過ごすために知らぬ間に実践に移っていた。
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朝早く起きてカーテンを開ける。半身浴をしながらお勧めされたアニメを見て髪を乾かしていい匂いにして 近所のパン屋さんにくるみパンを買いに行く。朝ごはんを食べてその日の仕事先に向かう、何個か仕事を終えて誰かとご飯を食べたり、食べなかったりして帰路に着く。あえて一駅前で降りて歩いて帰ってみたりした。寝る前に加湿器でアロマを焚いて良い匂いの部屋で寝る。これを繰り返す。
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1ヶ月ぐらい、やってみた。
健康で理想的で素敵な生活なのかもしれない。朝起きて夜きちんと眠くなる。この文章を書いてる今だって何度欠伸を繰り返したかわからない。
だけど私は気持ちが悪くて仕方なかった。
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夏、「もっと人間らしい生活を」「日常生活を豊かに」みたいなワードをシャワーみたいに浴びさせられて 私の心に浸透もせず排水口に流れていった言葉たちがいくらか私に付着していたみたいで 私は他の誰かにとって豊かな生活をしていただけだった。私は誰かの豊かな生活を演じても繰り返しても全く満たされる事はないし、そんな生活で自分の機嫌は取れなかった。誰かに足並みを揃えて自分の機嫌が悪くなってしまうぐらいなら 突っ走ってでも置いてっても自分の機嫌は自分で取っていたい。第三者から受けるアクションで決まる機嫌なんて不安定で不確実すぎてきっと耐えきれない。しそこまで信頼できる楽しさを日々くれる第三者なんて居ない。
先日も書いたばかりだけど私はそもそもルーティンをルーティンとして受け入れることが出来ない。だからこそ私の毎日は私が楽しくしなきゃいけない。そこに第三者からの楽しいアクションがあれば最高にラッキーぐらいにしか思っていない。
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「日常がつまらないんです」なんて言葉を口にする前に私は自分で自分を楽しませる、自分に自分を飽きさせない。故意ではないけれど 10月、私にとってのつまらないを私が自ら作って体験した1ヶ月だった。失敗しても失敗したことを笑い話に出来る自分を想像して今はなんでも楽しく思えてしまう。
私は11月、私の平凡を捨てていく。楽しいの頂点が見てみたい。どこまでも行きたい。
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読んでくれてありがとう。
今月の文章はそもそも私の事をなんとなく知っている人向けの文章になってしまったかもしれないけど ここまで読んでくれて知ろうとしてくれてありがとう。
ツイッターは文を読まなきゃいけないしユーチューブは貴方の何分間かを貰わなきゃいけない。それに比べてインスタグラムは写真できっと一番わかりやすく時間がかからない媒体なはずなのにここまで読んでくれた貴方は私の事を少しでも知ろうとしてくれたのかもしれないし、ただ単に眠れなくて暇を持て余していたのかもしれないし、はたまた気まぐれなのかもしれない、それか変わり者なのかも。でもこれがきっと何かのきっかけかもしれないよね。
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貴方の10月、どうだった？秘密にするから教えてよ。
#2018年の佐藤ノア

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