RENA（久保田玲奈）のインスタグラム(sb_rena) - 11月1日 23時43分

引きこもりがちの小学生だった私が強いお姉ちゃんをシバきたくてシュートボクシングを始めて15年。
思い切って飛び込んでみた格闘技の世界は、技術を覚えることが楽しくて強くなることが嬉しくて毎日が明るくなって、シュートボクシングとの出会いによって私は本当に変わりました。

プロになりシュートボクシングでGirls S-cupという女子だけの最高のトーナメントを開催していただいて世界チャンピオンにもなれました。
そんな私が夢と希望をいっぱい持って東京にやって来てすぐに新しい格闘技イベントRIZINがスタートしたのですが、私はシーザー会長からの提案でそのRIZINで総合格闘技にチャレンジすることになりました。
最初はどうなることかと思いましたが、総合格闘技の練習も新しい技術を覚えること強くなることが嬉しくて格闘技を始めたばかりの頃のような感覚でMMAの試合にもチャレンジすることができました。

でもプロなので当然なのですが明確な結果を求められます。
もちろん私もKOや一本で勝つことだけを考えて試合に挑んでいますし格闘技の面白さや醍醐味を表現したいのですが、まだ総合格闘家としては未熟で、でもプロとして10年間必至に走り続けてきて今年7月の試合で結果を告げられたリング上で何かがプツンと切れてしまいました。

悔しい思いは当然ありましたがどこかでホッとしてしまっていた自分もいたことで、少し一度格闘技から離れてみようと考えていたら試合後のインタビューで何気なく「普通の女の子に戻りたい」という言葉を口にしていました。

実際に8月からたくさん自分の時間を過ごしました。お母さんやお姉ちゃんたち家族と旅行に行ったり友達と遊びに行ったり、始めたばかりのサーフィンを楽しんだり海外旅行にも行きました。

でも、この緩やかな時間がいつまで続くのかずっとこのままでいいのか引っかかりのようなものが心の中にあって、始めは次はどこに行こうかどんな趣味を見つけようかって楽しめていたのがだんだんと忘れ物をしているような感覚になってきて、そんなときに足を運んだのはシーザージムでした。
サンドバッグを叩いてミットを蹴って汗を流したら自分がまだ選手としてやり切っていないことにあらためて気がつきました。

私はまたRENAとして格闘技のリングに戻ります。

このことを会見やインタビューではなくブログで発表したのは、まず始めにファンの皆さまに私自身の言葉で今の想いを伝えたかったから。
私は私自身のために格闘技をやっていますが、ファンクラブをはじめ応援してくださる皆さまの支えがなければ頑張ることはできていなかったと思います。
長くなりましたが、再びリングにもどる決心がついたのは皆さまのお陰です。一生懸命頑張りますので応援いただけましたら嬉しいです。これからも宜しくお願いします！

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