猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 11月27日 01時34分
熊本で、猫を見送ることになるなんて思ってもみなかった。
クライアントさんとの食事会へ向かう道すがら、道路に飛び出してきた仔猫があっという間に轢かれてしまった。後続車にまた轢かれないように、道路に飛び出して抱えた瞬間、小さなその子は一瞬気を取り戻して、なにかを言おうとしたけれど、すぐにガクリと首を仰け反って逝ってしまった。出逢ってから数秒の別れだった。
泣いて取り乱しながら、横断歩道のすぐ脇にあった保育園に思わず駆け込んで、助けを求めた。園長先生はとてもいい方で、助かりそうなら病院につれてゆくし、もしもダメなら手厚く葬ると約束してくれた。もうその時には目を見開いて、その子は向こう側へ逝ってしまった後だったけれど。
私が出来たのは、かわいくてきれいなまま、あの世に送ってあげたことだけだった。とてもかわいい子だった。
クライアントさんとの食事会は、明るく勤めてホテルに戻ってひとしきり泣いた。肩にお乗り。そしてうちの子におなり。一生魂のまま面倒を見ると約束した。
#エミは出張中
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2018/11/27