住吉美紀のインスタグラム(miki_sumiyoshi) - 12月3日 00時09分

シアトルの日本語補習校の同窓会があった。補習校とは、親の仕事の都合などでシアトルに住んでいる子どもたちが土曜日だけ日本語で勉強をするための学校。私が通っていたのは小学校1〜4年生の間なので、なんと35年ぶりの同窓会だ。
二十数人集まり、ひとりひとり"シアトル後の人生"について報告。同じルーツを共有しながらも、みんなの人生が十人十色で面白い。あの頃は、こんな先の人生まで思い描いたことがなかったなぁ。
そして、シアトルという街への愛着と時代の共通点からだろう、会の終わりにはほっこり安らぐ空気感ができていた。大きな国の、田舎の街なリズム。
しかし、自分があまりにも何も覚えていないことにびっくり。土曜日にしか行かない学校についての小学校低学年の記憶なんて本当に曖昧。
そして、自分の中に確実にある、シアトルという核とも再会した。なんとなく、またここから始まるものがある気がする師走の始まりである。

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