菅原紗由理のインスタグラム(thesplay) - 12月26日 20時37分
前に買った、一つのポストカード。
たしかモネの絵を見に行った時だったかな。。
雪国生まれなのもあってか、つい惹かれてしまう
冬景色が描かれている絵。
その中でも、
なぜだか気になる!ってのが二つほどあって
最後にポストカードを買って帰った、その一つが、
この エドヴァルド・ムンクの《冬の夜》だった。 《叫び》という作品で広く知られる
ノルウェーを代表する画家エドヴァルド・ムンク。
ムンクの故郷にある、オスロ市立ムンク美術館が誇る
世界最大のコレクションに加えて、油彩画や版画を加えた100点で構成される大回顧展『ムンク展ー共鳴する魂の叫び』@東京都美術館に
ようやく行ってきた。
ムンクの絵は
《冬の夜》もそうだけど、
何か言葉にはできない孤独感というのか、
「光」と「影」で表すなら「影」のイメージの方が強い印象があって。
絵を見ていくと、よりそれが鮮明になっていく上に、
彼の根幹にある「生」と「死」、人間の「嫉妬」「不安」きっと生涯の中で戦っていた「哀しみ」と「孤独」が作品の軸になっているんだなぁ、と
良い意味で、薄気味悪ささえ感じるほど
生々しい作品ばかり。 “生の不安も病もなければ、私はまるで舵のない船だったろう。” というムンクの名言を思い出しながら
なぜだか「光と影」という曲を書いた時の心情をふと思い出す。
数年前、NY一人旅の時、ホテルにこもって
悶々とした気持ちを吐き出すように書いた思い出の曲。
回顧展は、壁に書かれている名言も見どころ。
最後は興奮気味に缶バッチを買った。笑
そして、一度でいいから彼の故郷オスロに、、
ムンク美術館に、足を運んでみたい。。
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2018/12/26