浅野真澄のインスタグラム(asano.masumi) - 2月4日 21時52分

第7回MOE創作絵本グランプリの表彰式と、白泉社新年パーティーがありました。レギュラーのお仕事があったのに、沢山の方のご尽力のおかげで出席できたことに心から感謝。改めて、グランプリをいただいた幸せを噛み締めました。それから、創作をずっと続けていけるよう頑張ろう、ということも。
子供の頃から今まで、好みも、価値観も、環境も、家族構成も、どんどん変化してきたのに、たった一つずっと変わらずに持ち続けているのが、本が好き、という気持ちです。物心ついた3歳くらいから今に至るまで持ってるものって、本当にそれだけかも知れません。絵本を書くときはいつも、子供時代の自分が喜ぶものを、というのを指針にしています。子供の頃の細かい記憶は朧げなのに、絵本を読んでいるときのワクワクした気持ちは今も鮮明で、それが何より確かな道標のようになってます。読書体験は、私の数少ない宝物のひとつかも知れません。
『まめざらちゃん』は、夏ごろの刊行に向けて、これから表紙や中扉、見返しや奥付けなどを考えていきます。そういう作業の一つひとつに本当にワクワクします。
最後に。今回の受賞は、絵を描いて下さったよしむらめぐさん @dongurimegu なしには、絶対に叶わないことでした。私からの細かすぎる提案に、泣きながら酒を飲んだこともある、と後になって告白してくれたよしむらさん。それでも最後まで愛情とこだわりを持って、本当に素敵な感性で丁寧に形にして下さいました。
そんなよしむらさんと一緒に、受賞の喜びを噛み締められてよかった！個人的には、よしむらさんの絵が沢山の人の目に触れることが嬉しかったりします。よしむらさんが描く食べものは、本当に美味しそうなんですよー！
幸せです。ありがとう。

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