猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 2月11日 22時43分

渋谷 ユーロスペースで開催中の北欧映画祭《トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2019》にて、フィンランドのある2つの起業家たちのドキュメンタリー『アントレプレナー』を見ました。

私のフィンランド映画って、ますはじめにアキ・カウリスマキのイメージがあって、小津をこよなく愛したカウリスマキの朴訥な人間の描き方がたまらなく癒しをもたらしてくれるというものです。日本人の、すこし恥ずかしがり屋で真面目な気質が、フィンランドのフィルターを通して再発見できるような。

この映画の監督、ヴィルピ・スータリもカウリスマキ信者であり、人の描き方がとても好きでした。

北欧にしろ、ヨーロッパ全体にしろ、私たちにとっては、なにかこう勝手なファンタジーを持ちがちのように思うんですけど、もちろんフィンランドにも世知辛い人生があり、愛があり、リアルがある。なかなか見る機会のないリアルな北欧の映画たちを観れるまたとない機会です。2月15日まで。ぜひ。 （フェスティバルのイメージ画は、田中千智さんのもの。タイトルは3人家族。とてもステキ）

#猫沢映画館 #トーキョーノーザンライツフェスティバル2019

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