加納有沙のインスタグラム(alissakano) - 2月16日 15時43分

砂浜で拾った貝殻やビーチグラスを持ち帰り、しばらくすると、 （あれ？コレのなにが良かったんだろう…） と、あの時の「ときめき」が気発していることに気づく。

そうやって、私が集めてきたものは無駄なものばかりだ…とがっかりしてきた。

今日、cinecaの新作菓子「All or Nothing」の展示に行ってきた。

テーマは『下を向いて歩こう / Look down at your feet when walk』

磁器の破片に見えるコレは、
フルーツたっぷりのカリソン。お菓子だ。

かじると、シャリと崩れて
フルーツのあまみが口の中で広がる。
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「ゴミ」に見えていたものが
一瞬で、ゴミじゃなくなる瞬間。

かじってみれば甘く美味しく、
己の目に見えているものがすべて真実であるとは限らないことを知る。

自分には「何もない」と思っていたけれど、
こんなわたしも かじったら 美味しいかもしれない。

流れ
流され
角がとれ
丸くなってゆくのかもしれない。

その美しさにときめき、
わたしは『拾うのかも』しれない。

とても素敵でした。
cinecaの展示は、あす17日まで
UTRECHT（ユトレヒト）にて。

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