ハイブリッド型総合書店hontoのインスタグラム(hontojp) - 2月21日 10時30分
本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、
あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介するhontoブックツリー。
本日は…
「ミュージシャン・作家 #尾崎世界観」
『#苦汁100%』とあわせて読みたい尾崎世界観オススメ本
①「#劇場」
ここまで良いのかよ、ちくしょう
自分が紹介しなくてもどうせみんな読むだろうと思っていたけれど、自分が読まなくてもどうせ誰かが読むだろうと思っている、そんな人に、刺さるかもしれない。だから紹介したい。そんな人にこそ読んで欲しい。読んだ後、傷つけたあの人に謝りたくなった。たくなっただけで、謝れなかった。
②「#その日東京駅五時二十五分発」
自分もそっち側だったから、痛いほどわかる
近所の中学に殴り込みに行く時に、最後尾、2人乗りの後ろで息を殺して、怖いな、中止にならないかなぁと思っていたあの時の自分が居た。そしてそんな自分が救われた。中心に入れず、戦えない兵士。この作品で「戦争」というものを初めて身近に感じた。何よりもリアルに戦争を読んだ。
③「#花園の思想」
いつか来るその日のこと(あぁ・・・よくあるキャッチコピー)
優しさとは何だろう。強さとは何だろう。もしかしたら、それは諦めなのかもしれない。悲しくはない。だから、なんかカラッとしている。
生きているということ。死んでしまうということ。その答えとして、なんだか理想の形かもしれない。この中に書かれていること。答えはこれかもしれない。これだったら良いな。
④「#銀座の酒場を歩く」
自分にとっては、楽園の地図
変わっていると言われるけれど、子供の頃からとにかく銀座が好きだ。銀座の街を見ていると元気になるし嬉しい。ページをめくるたび、ひっそりとした裏通りが、夜の中に潜り込ませてくれる。敷居の高そうな酒場の数々は、手の届かない憧れの人についての噂話を聞いているようで、それを聞いて妄想しているだけでも楽しい。
⑤「#ふみかふみ」
言葉が踊っているようだ(とても楽しそうに)
文章から「その時」を感じるのは難しい。本で読んでいる時点で、もうそれを書いた人の「その時」は過去になっているから。でもこれは、「書く」という気持ちで書いていないから、「その時」がその時のままで読めるのかもしれない。なんだか直接声を聞いたような気がして、耳がくすぐったくなる。
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2019/2/21