井上紗希のインスタグラム(peppe718) - 3月30日 18時55分










「本当は違うんだ。」
そう思いながら、想いとは別の答えを
出して まぁいいかと気にも留めない
事が増えた気がする。

先月、伊香保に出かけた時のこと
その日が平日だったこともあり
お昼を食べようと出かけてもどこも
空いてなく、休みのお店が多かった。

風は冷たいし、雪が降ってきて
凍えながらのれんのかかってる店は
ないか探してた時、見つけた!!

小道にあった青いのれんがかかった
古そうなお店。
ガラガラと戸を開けると
テーブルの上に片付けられてないお皿と
お客さんが二人うどんを食べているだけで、
店員さんが見当たらない、、。

お店に入って厨房を除くと
お爺さんが1人立っていた。

「時間かかるから、急ぎなら他へ行って」

ゆっくり歩き、そして震えた手で
お茶を出してくれた。
そして、注文をし、うどんを作って
くれている間に2、3組お客さんが
戸を開けて 

「入ってもいいですかー?」

と声をかける。皆んな寒そうに体をさすって、店内のストーブに喜んでいた。
私達と同じで空いてる店、めっちゃ
探したんだろうな、、、。と思ってた


「俺1人でやってるから、急ぎなら他行って」

お爺さんも急にお客さんが増えたから
びっくりしたのか少し口調が強めになっていた。引き返した人もいたが、3人の女性たちがまだ、片付けられてないテーブルに座った。

テーブルを片付けにきたお爺さんも
「急ぎだったらダメだよ」を
繰り返し言っていた。

女性のお客さん達は
「鍋焼きうどん2つときつねうどん1つお願いします」と大きい声で伝えると

「そしたら時間かかるよ。1人でやってるからね。別のメニューだと時間かかるよ。」

とお爺さん。

店内の人達が優しく笑いながら 「そしたら鍋焼きうどん3つでいいです〜」

と伝える。少しにやっとお爺さんが笑いながら、1人だからなと何処かを見ながら言っていた。

本当に食べたかったものが違う女性と
口調の強いお爺さんの「時間かかるから」
という言葉。

小さな小さな 本当は違うんだ という
積み重ねで選択している事が沢山あるなと
寂しそうな丸まった背中を席から見ながら
思った。


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2019/3/30

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