佐藤佳菜子のインスタグラム(kanakosato1019) - 4月9日 05時11分
長いです。
昨日の夕方、
うちの子ブタがすこし目を離した隙に
庭の隙間から脱走して姿を消しました。
いないと気づいた時は、
私は歩ける距離を足で、
夫は車で探し回りましたが
どこにもいませんでした。
うちは一軒家が並ぶ道沿いにあって、
どの家にも庭がついていて
探すといっても、
もうどこから手をつけたらいいか
途方にくれるほどでした。
散々探した後、
隣の家の人に相談すると、
玄関のセキュリティカメラの画像を見せてくれて、そこには女の人に抱きかかえられて隣家の玄関先にいる子ブタが。
女の人はおそらく
隣人宅周辺にいた子ブタを拾い、
隣家のインターホンをならしたけれどだれも応答せず、困ってるような素振りでした。
そこからが難題。
子ブタは無事を確認したものの、
どうやったら拾った人にたどり着けるのか。
彼女はマイクロチップを装着しているけれど、
まだイギリスで登録されておらず、首輪もしていなかった。
まる裸。マッパ。
しかも日曜日。
動物病院はしまっているし、
保健所も開いていない。
もう生きた心地がしないとはまさにこれか、と。でも不思議とブタは絶対帰ってくる、という気持ちもありました。
今朝、月曜日、
動物病院が開く前にマイクロチップの登録をなんとか済ませて、もし拾ってくれた人が動物病院に連れて行った時、わたしに電話がかかるように準備。
あとは家族で手分けして周辺の病院に電話をかけて、保健所、あらゆるインターネットの迷い犬サイトに登録していると、一本の電話が。
子ブタ発見の知らせでした。
車で30分離れたところの動物病院から、
あなたのツナを預かっていると。
マイクロチップまじでサンキュー!!! 親切な人が拾ってくれたあと、
犬に慣れた彼女の友人宅に預けてくれ、そこで一晩を過ごしたとのことでした。
拾った方は最初、警察に連れて行ったけれどブタが震えていたのと、保健所に連れていかれてしまうのを心配して、犬好きの友人に相談してくれ、彼女のアドバイスで、翌日、動物病院に連れて行くように計らってくれたそうです。
なんてラッキー。
なんてラッキー。
なんてラッキー。
彼女の家で快適なベッドとそこの家の猫さんにご飯を分けてもらったそうです。猫さんありがとう。何度お礼を言っても言っても足りないくらい有難い。信じられない幸運。
ブタは無事でした。
夫が帰宅早々、彼女が脱走したゲートの下の隙間を埋めたのはいうまでもありません。
一回死んで生き返った気持ちです。
みなさんロンドンはやさしい街です。
#写真は娘が作った迷い犬のポスター #まさか自分が迷い犬のポスターを近所中に貼る日が来るとは思いもしませんでした #デジタル大捕り物 #20世紀のポスターと21世紀のマイクロチップは21世紀に軍配があがった #不思議なのは夫はずっと明日ツナが帰ってきたら、、、という話をずっとしていてこの底なしのポジティブさは見習いたいなと冷静に思うわたしもいたりして #無事に帰るのかそれが明日なのか全くわからない中 #そんな風に信じられるって無敵だなと
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2019/4/9