株式会社中川忠工務店のインスタグラム(nakagawachu_koumuten) - 5月19日 07時22分
木を加工する際に、表面にぼこぼことした独特の削り痕を残す〝なぐり加工〟。
古くから行われていた、日本の伝統的加工技術。
元々は、丸太を運ぶ際に虫害から守ったり、持ちを良くするための単なる下処理として行われていた加工。
しかし、かの有名な千利休が、この〝なぐり加工〟の自然の美しさを茶室に採用。
それがきっかけで、なぐり加工が家づくりにおいて一般的に採用されるようになったと言われています。
海外では恐らくあまり見ることがない、日本独特の技術。
住宅だけではなく、店舗などでもこの〝なぐり加工〟された、床や壁、扉などに出会えます^_^
なぐり加工といっても、いろいろな模様があります。
ぼこぼこした木の表面を見かけられましたら、「あ!千利休が初めて茶室に使った〝なぐり加工〟?!」と思って、じっくり見てみてください(^^) 味わい深い加工技術で、見ていても面白いですよ^_^
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2019/5/19