藤岡拓太郎さんのインスタグラム写真 - (藤岡拓太郎Instagram)「ご覧のように夜中ですが「たぷの里のこと③」を特設ページにアップしました。今回は相撲のことと、たぷの里というキャラクターについての文章です。ここにも全文載せます。途中で文章が切れないことを願います。 #たぷの里 ----------------------- 絵本「たぷの里」特設ページ https://www.takutaro.com/tapunosato/ 2019年7月刊行 ----------------------- たぷの里のこと③ . 首から下しか映っていないお相撲さんの写真を見せられても、それがどの力士かだいたい当てられるぐらいには、相撲が好きだ。 . 人生で相撲を観たことなどトータルで5分もなかったのに、2014年の夏の、ある暇な夕方にテレビの大相撲中継をなんとなく目にして以来、毎場所録画してまで観るようになった。その時は特に話題性のある力士がいたわけでもない。怪物と呼ばれた「逸ノ城(いちのじょう)」が幕内に登場したのは、その翌場所のことだ。 . 大相撲を最初に観た時は、「取組の始まり方」がとにかく新鮮で面白かった。何しろそれまで、大相撲というのも公園のおっさんが仕切る相撲みたいに、「はっけよい、のこった」の掛け声で取組がスタートするものと思っていたのだ。大相撲というのは、行司は「はっけよい、のこった」とは言わない。土俵上のふたりの力士が呼吸を合わせて立ち、取組が始まる。そのあとに行司が「のこったのこった」と言う。これを読んで、えっそうなん!?と思っている人もいると思うが、自分も最初は「試合がこんな始まり方するスポーツある?」と思って、取組が始まるたびに笑っていた。(なんで笑うねん) . たぷの里は2016年に生まれた。ある朝起きた時に、少年の頭に腹をのせている力士が頭に浮かんで、布団から飛び出してそのイメージをささっと紙に描きとめた。そのあと綺麗に描き直して、一枚のイラストとしてSNSに投稿した。 . ちなみに「たぷの里」という名前は、当時大関だった「稀勢の里(きせのさと)」が好きだったから、というのもあるが、「たぷ」に続く名前として「の里」が一番しっくりきたから。たぷ錦、たぷの山、たぷの海、たぷノ城、たぷの富士・・・。色々書きだしてみたが、「たぷの里」が一番よいと思った。 . たぷの里。イラストだけで終わらせるのはもったいないな。でも漫画にできそうなキャラクターでもないし・・・。悩んでいるそんな頃、絵本をよく読むようになった。あっ!たぷの里、絵本にできるんじゃないか? このイラストを見た時のおかしみを持続させられるのは絵本しかない! . そんなわけで話は「たぷの里のこと①」につながる。 . そういえばこないだ、正面解説が舞の海さんで、向正面(客席側)の解説も舞の海さんという夢をみました。 . (2019年5月 藤岡拓太郎)」5月26日 0時52分 - takutaro5

藤岡拓太郎のインスタグラム(takutaro5) - 5月26日 00時52分


ご覧のように夜中ですが「たぷの里のこと③」を特設ページにアップしました。今回は相撲のことと、たぷの里というキャラクターについての文章です。ここにも全文載せます。途中で文章が切れないことを願います。
#たぷの里
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絵本「たぷの里」特設ページ
https://www.takutaro.com/tapunosato/
2019年7月刊行
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たぷの里のこと③
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首から下しか映っていないお相撲さんの写真を見せられても、それがどの力士かだいたい当てられるぐらいには、相撲が好きだ。
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人生で相撲を観たことなどトータルで5分もなかったのに、2014年の夏の、ある暇な夕方にテレビの大相撲中継をなんとなく目にして以来、毎場所録画してまで観るようになった。その時は特に話題性のある力士がいたわけでもない。怪物と呼ばれた「逸ノ城(いちのじょう)」が幕内に登場したのは、その翌場所のことだ。
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大相撲を最初に観た時は、「取組の始まり方」がとにかく新鮮で面白かった。何しろそれまで、大相撲というのも公園のおっさんが仕切る相撲みたいに、「はっけよい、のこった」の掛け声で取組がスタートするものと思っていたのだ。大相撲というのは、行司は「はっけよい、のこった」とは言わない。土俵上のふたりの力士が呼吸を合わせて立ち、取組が始まる。そのあとに行司が「のこったのこった」と言う。これを読んで、えっそうなん!?と思っている人もいると思うが、自分も最初は「試合がこんな始まり方するスポーツある?」と思って、取組が始まるたびに笑っていた。(なんで笑うねん)
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たぷの里は2016年に生まれた。ある朝起きた時に、少年の頭に腹をのせている力士が頭に浮かんで、布団から飛び出してそのイメージをささっと紙に描きとめた。そのあと綺麗に描き直して、一枚のイラストとしてSNSに投稿した。
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ちなみに「たぷの里」という名前は、当時大関だった「稀勢の里(きせのさと)」が好きだったから、というのもあるが、「たぷ」に続く名前として「の里」が一番しっくりきたから。たぷ錦、たぷの山、たぷの海、たぷノ城、たぷの富士・・・。色々書きだしてみたが、「たぷの里」が一番よいと思った。
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たぷの里。イラストだけで終わらせるのはもったいないな。でも漫画にできそうなキャラクターでもないし・・・。悩んでいるそんな頃、絵本をよく読むようになった。あっ!たぷの里、絵本にできるんじゃないか? このイラストを見た時のおかしみを持続させられるのは絵本しかない!
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そんなわけで話は「たぷの里のこと①」につながる。
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そういえばこないだ、正面解説が舞の海さんで、向正面(客席側)の解説も舞の海さんという夢をみました。
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(2019年5月 藤岡拓太郎)


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2019/5/26

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