谷中敦のインスタグラム(a.yanaka) - 6月8日 02時39分
スカパラ×永積タカシ@広島 至福。天国の声だったね。言い過ぎではない。彼の声はGiftedと言われるに相応しいと思う。もちろん持って産まれた声だけではなく、本人の生き様のなかで培って、磨きあげたモノだけど。今日も彼の曲に対する咀嚼力と、自分の声を演奏に溶け込ませるミュージシャンシップで、会場を大きく揺らし、心を揺さぶるサウンドを作り上げてくれました。これがGood Vibesでないとしたら何をそう呼べばいいのか。
ライブ本番前に「死ぬ気でやります。」と笑顔で言ってのけた時はびっくりしたけど、その男気が永積くんのハート中のダイアモンドの部分だね。音楽にその身を捧げる揺るぎなき意志。その意志こそが彼のダイアモンドです。
2005年に『追憶のライラック』をスカパラと永積くんで録音した時、俺も結構早めにスタジオ入りしたんだけど、永積くんは既にもう着いていて、挨拶もそこそこに「走ってきます」と銀座の街に走りに出掛けたのでした。俺は軽くショックを受けたよね。その後、少しして汗だくで戻ってきて「声をしっかり出せるようにしようと思って」って笑顔でした。眩しかったな。これは今日の「死ぬ気でやります」に通ずる部分だと思う。歌詞は予めプリントされた歌詞を渡してあったんだけど、自分で手書きで丁寧に書き記してあって。「こうしないと歌えないんです」って言ってました。
今日、終演後に話していて「15年経って『追憶のライラック』の歌詞が、大人になって、今改めて解る気がします。」と言ってくれました。(もう前から大人だったと思うけど 笑)
永積くんの理解が深まったライラックの歌詞の一部分は、 ~これから見つけるどんな美しいものも 敵わないほどの夢を見ていたんだね~
だったそうで、それを聞いて俺は永積くんの気持ちが解る気がしました。自分としても歌詞を書いた人間として、責任を感じながら。
2012年に発表された『太陽と心臓』はREC時に、永積くんが演奏と一緒に「歌も録音しちゃいましょう。」と突然言って、ホーンセクションもドラムも全部扉を開けたまま全員で一発で録音しました。普通、今で言う一発録りは、ヴォーカルは別な部屋に入って録音して別なチャンネルで、後から直したり出来るようにするものなんだけど、この時は永積くんの歌は勿論、自分たちの演奏も一切直せないという状態の一発勝負でした。録音のときの高揚感は半端なかったな。終わってそれを聴いたときもね。是非それを知った上で『太陽と心臓』を聴いてみて下さいね。同じ気持ちを味わって貰いたいです 笑
今日永積くんとやった曲は
#jamaicansong
#愛にメロディ
#追憶のライラック
#いかれたbaby
#オリビアを聴きながら
#オハナレゲエ
#太陽と心臓
でした。名曲『オハナレゲエ』もフィッシュマンズの『いかれたbaby』も、これもやっぱり名曲の『愛にメロディ』も無茶苦茶良かったな。『オリビアを聴きながら』はいつ一緒にやっても、もう俺らの持ち曲みたいな感じだね 笑
永積くんほんとにありがとう。音楽に身を捧げ続ける永積くんの心意気に倣って、俺もこれから又更に頑張ります。ありがとうありがとう!
あ、一曲忘れてました。『Jamaican Song』の前のイントロダクションの所で『今夜はブギーバック』のラップを長尺で 笑
#永積タカシ
#ハナレグミ
#ohana
#SuperButterDog
photo by 追分紗代
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2019/6/8