渡邊孝平のインスタグラム(nabe2000) - 6月28日 00時52分
これは何だ？ずっと何を言われてるんだ？ファッションのファの字も無い。
何なんだ？なんなんだ？
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#Repost @古田敬一 with @get_repost
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『きみどり 古田のファッションチェック カエル編』
No.84 クロスバー直撃 渡邊さん
カエルと出会い彼の人生は変わった
雨の日の彼はとても元気だった
カエルがいるから
彼はいつもカエルといた
これ以上求めるものなど何もなかった
幸せだった
だがしかしやはり人間、欲は深い
成長していくにつれ彼の身体はカエルでは満足できなくなっていた
そして小学生になったある日
その日もまた雨であった
彼は今日のカエルを探すため、いつもの神社へと向かった
そこで雨宿りをする同い年ほどの女子を見つける
彼は初めて雨に濡れた女子と出会った
と同時に理性が弾け飛んだ
濡れた女子を初めて見た彼の感想は 「大丈夫かな」でもなく「傘貸してあげなきゃ」でもなく 「良さそう」だった
初めてトンネルを作った時と同じ感覚
ずぶ濡れの女子に近付く彼
しかし何と声をかけて良いのか分からない
それもそのはず
砂場とカエルでしか遊んで来なかった彼に女子に声をかける術などあろうはずもなかった
だが彼は本能で理解していた
人気のない神社、濡れた女子、これはまたとない好機であると
いかずという選択肢などあろうはずもないと
そして彼は勇気を振り絞り、震えた声で女子に言った 「君、狭そうだね」
女子は逃げた
生娘であるにも関わらず、女子もまた本能で理解した 「やられる」
逃げる彼女を追うこともなく、雨の中呆然と立ち尽くす彼 「なぜだ、何がいけなかったんだ」
彼は悩んだ
しかし女性経験皆無の彼に答えなど導き出せるわけもない
やがて雨は上がり太陽が顔を出し、仕方なく今日のカエルを捕まえようと水溜りを覗き込んだ時、気付く 「なんだこの顔は」
彼は分からないなりに初めての言葉を口にする 「詰んでるやん」
そう彼の顔は詰んでいた
活路は無かった
終わっていた
そこで気付いた、いけなかったのは震えた声でもなく、狭そうと言う急ぎすぎた言葉でもなく
顔であると
これを機に彼は女にモテるためだけの服を始める
鏡など20数年見ていない
それでいい
知らぬ幸せもある
また今日も雨
彼の足元にはカエルがいた
彼の理性が弾け飛んだ
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#古田先生の次回作にご期待下さい
#ちなみにこれは一般目線などは一切なく100パーセント僕の感覚で評価しているものです
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2019/6/28
