杉本彩のインスタグラム(sugimoto_aya0719) - 7月13日 23時53分
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今日は、神奈川県の山北町で山地（やまち）酪農を営む「薫る野牧場」さんにお邪魔してきました。 *
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「薫る野牧場」の島崎薫さんは、今年3月末にEvaが開催した「私たちの健康と食事Animalwelfare2019」シンポジウムにご登壇いただきました。
大野山の緑豊かな斜面に広がる壮大な草地に、
母牛がのんびり草を食べながらゆっくり歩いていました。
山地酪農は、まず草が生い茂っている山に牛を入れ、地面の草を食べてもらいます。
その後人間が入り山の手入れなどをしながら牛と一緒に山の管理をしていきます。
ここにいる牛たちは、24時間365日完全放牧🐂
視察に行った時も常に少しづつ移動しながら山の草を食べていました。
牛の糞は堆肥となりそこから野シバやクローバーが生え、またそれを牛が食べます。
野シバは、周りの根と絡み合いながら地中に根を張るので、
山の斜面が強くなり、土砂崩れから守ってくれる役割を果たします。
山地酪農は、山が多い日本の特色を生かせる酪農です。
海外のように広大な土地のない日本で、アニマルウェルフェアを広めていくのは
難しいという話しをされる議員が時々おられますが、
日本の地形に合ったやり方があることを知ってほしいと思います。
帰りには、近くのカフェで薫る野牧場のソフトクリームをいただきました。
のびのび暮らすジャージー牛たちのミルクで作ったソフトクリームは、濃厚でありながらさっぱりとしていて、
添加物を使わないので、ミルクそのものの味がよくわかる自然なやさしい美味しさでした🍦
日本では、アニマルウェルフェアを実現している農場はまだまだ僅かです。
環境と動物と人にやさしい酪農が、当たり前の社会になってほしいと思います。
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2019/7/13
