北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 8月10日 21時00分
カラフルなボーダーをさらりと着こなす、73歳の徳田民子(とくだ たみこ)さん。
チャーミングな生き方の秘けつを知るため、ご自宅のある長野県安曇野を訪ねました。
老舗のファッション誌『装苑』の編集長などとして都心で働いた後、
定年を機に「縁もゆかりもなかった」という長野の安曇野へ越し、暮らしています。
仕事一筋の人生を送ってきたからこそ、定年を迎えるとき、「これからどう生きるか」が大きな問いとして浮かんだそう。
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■ 徳田さん
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「ファッション誌の編集は、天職だと思ってやってきました。
毎日駆けずり回って、辛いこともあったけど、とにかく楽しくて。
でも、歳をとれば、いつかは終わりがくるもの。
一生この仕事を続けていけるわけではないなら、気分を変えて違った生活を楽しもう、と思ったんです。
夫と2人、車で長野を旅していたとき、壮大な北アルプスの山並みを見て『第二の人生はここで』って夫婦で意見が一致したんですよ。」
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とはいえ、慣れ親しんだ場所から移り住むのは大きな変化。
大胆な決断をするからこそ、悩みに悩んだ結果、自分にとって本当に大事なことが明確に見えてきたそう。
そうして行き着いたのが、「シンプルに暮らしたい」という想いでした。
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■ 徳田さん
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「30代の頃、仕事が軌道に乗っていてすごく楽しかった。
その頃と気持ちはなーんにも変わってないのよ。
もちろん歳はとっていくわけだけど、気にしないというか、気にしても仕方がないこと。
だから今だって、変わらずなんでも楽しみたいと思うの。
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『体の衰えを感じるから、健康のために歩かなくちゃ』とは、考えたくない。
ご近所の新しいお店を開拓したいから、ふらふら楽しく外を歩くの。
最近、赤を着る機会が増えてきたのも、華やかな色が顔に似合ってきたから。
赤のセーターは年をとってからの方が、わたしの肌に似合うのよ。元気ももらえるしね。」
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東京から安曇野への引越しも「ひとところにとどまっていられないから」と語っていた徳田さん。
そんな軽やかな心持ちが、年齢や暮らしのリズムが変わる中でも、変わらずに「自分らしさ」を保つ秘けつなのかもしれないと思いました。
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2019/8/10